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心臓に良い生活習慣は発がんリスクも少ない? アメリカ・研究

心臓病予防に良いと言われる健康習慣(生活習慣)は、発がんリスクも少ないようです。
アメリカの最新・循環器研究の詳細を見てみましょう。

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2つの代表的な健康調査データを解析

アメリカのマサチューセッツ総合病院などの共同研究報告により、冒頭のようなことがわかってきました。
研究では、代表的な長期健康調査『フラミンガム心臓研究』と『腎臓血管末期疾患予防調査』という2つの大規模研究データより、約2万人の参加者データを解析しました。

データには、参加者のリスク因子「肥満」「糖尿病」「高コレステロール」「高血圧」「10年アテローム性動脈硬化」などのリスクスコアが測定されました。

ガンを導く疾患とは?

解析の結果、「年齢」「性別」「喫煙状態」など、従来のリスク因子は、やはりガンに関連していることが発見されました。
また、「10年アテローム性動脈硬化」のスコアが5%増加するごとに、ガンのリスクが16%増加することもわかりました。
他に、「ナトリウム利尿ペプチドレベル」の上位1/3の人たちは、下位1/3の人たちと比べて、ガンの発症リスクが40%も高いことがわかりました。

健康習慣を守っている人はがん発症リスクも低い

研究開始時に、心臓疾患の予防となる推奨事項を順守している人たちは、ガン発症リスクも、極めて低いことがわかりました。
その推奨事項とは、「血圧管理」「コレステロール管理」「血糖値を下げる」「活動量(運動量)を増やす」「バランスよく食べる」「体重を減らす」「喫煙をやめる」といった生活習慣および健康習慣です。
※参考:『JACC腫瘍循環器学』

さいごに

推奨事項も項目を見ていると、ごく当たり前の健康習慣のように思えますが、知らず知らずのうちに、不摂生をしてしまうものですね。
今一度、よりよい生活習慣を見直すことが、心臓病をはじめ、一番のガン予防になるのかもしれませんね。