一日一食×読書でダイエット脳を育てるブログ

毎日のプチ断食習慣で、腸と脳をクリーンに!

コロナ感染の一番の予防策は身体運動!? アメリカ・研究

今週のお題「おうち時間2021」

おうち時間が増えると、外出時のコロナが感染が防げると思いがちですよね。
しかし、一番の予防策は身体運動を行うことなのだそう!
アメリカの最新研究の詳細を見てみましょう。

f:id:miwamomoka:20210513161301j:plain

コロナ感染の一番の予防は身体活動だった?

アメリカの『カイザーパーマネンテ・フォンタナメディカルセンター』などの調査報告によると、習慣的に身体活動を行っている人は、コロナに感染したとしても入院やICU(集中治療室)への収容、死亡リスクが、極めて低いことがわかってきました。
調査によると、1日30分程度のウォーキングを週に5回行うことで、入院リスクは半減するようです。
これは、約5万人のデータ解析により、明らかになりました。

コロナに打ち勝つには運動が重要!

この結果をふまえ、主任研究者は、

健康的なライフスタイル、特に身体活動の重要性に対して、人々はこの一年のパンデミックの状況下で、いかに大切かを理解し始めています。
我々の調査でも、定期的に運動する人々はコロナに打ち勝つ可能性が高く、活動していない人々は大幅に悪化を辿る傾向にあることがわかりました。

と述べています。

もしコロナ感染がわかっても運動は続けよう!

また、研究では、2020年1月~10月の間にコロナ感染が分かった成人約48,000名を調査。
その中で、2018年3月~2020年3月の間で、運動習慣があると答えた人たちは、有意に回復傾向にあったと言います。

調査の詳細内容とは?

調査内容の詳細も見てみましょう。

対象年齢の中央値は47歳。
女性は全体の約62%でした。
一週間に150分以上の運動を定期的に行っている人は全体の6.4%【A】、非活動の人は全体の約14%【B】でした。
【B】の非活動の人たちは、年齢に関わらず、ガンや糖尿病などの生活習慣病の持病がある人よりも、コロナでの死亡率が高いことがわかりました。

中間群の人たちは、【A】群の人たちほどではありませんが、少しは運動習慣があるので、【B】群よりも死亡率や入院率の傾向はかなり低いこともわかりました。

研究者たちは、少しの運動習慣でも利益があるので、毎日おこなうべきだと述べています。

研究者おすすめの運動習慣とは?

このメディカルセンターの研究者たちがおすすめる運動処方も紹介されています。

程度なペースで1日30分、週5日歩くことで、コロナに対する、驚異的な保護効果が得られます。
「程度なペース」とは、歩きながら鼻歌を歌える程度の速度、または話すことのできる程度の速度ということです。
特に昨今のコロナ禍のパンデミックにおいて、運動は誰もが服用すべき「薬」ほどの効果があると、我々は信じています。

と、述べています。
※参考:『英国スポーツ医学雑誌』

さいごに

おうち時間が増える中、ゆっくりと歩く習慣を加えれば、外の空気も吸えて、健康度が上がり、おまけにコロナ予防になるので、良い習慣ですね。
在宅ワークで座り続けて、長時間、同じ体勢でいたり、家に引きこもっていると、身体がなまり、様々な病気を引き起こします。
少しの運動習慣でも効果があるようなので、ぜひ取り入れてみましょう。