今週のお題「おうち時間2021」
さほど食べていないのに、体重が増えてしまう!
低カロリーの食品や糖質オフに気を配っているのに、なかなか結果が出ない!
という方も多いことでしょう。
お家時間が増え、食べる時間帯もダラダラとしていませんか?
イギリスの最新研究によると、1日の食べる時間帯を短縮すれば、同じ量の食事でもダイエットにつながるようです!?
詳細を見てみましょう。
1日の食べる時間帯を短縮すればダイエットに?
イギリスのサリー大学の研究により、冒頭のようなことがわかってきました。
「1日の食べる時間帯の短縮」とは、朝食から夕食を食べ終わる時間のことです。
例えば、朝食を遅めに食べて、夕食を早く済ませると、1日の接触時間が短縮できます。
そうすると、ヒトの身体は、食べ物の消化・吸収・排泄への準備時間が増えるので、ダイエットにつながるのだそう!
イギリスの60~70%が肥満または過体重!
『NHSイングランド』の調査報告によると、イギリス国民の男性67%と女性60%が肥満または過体重にあたるとのこと!
そのため、イギリスには、肥満に直接起因する疾患で入院する患者が増え11,000人以上にも及ぶそうです。
夕食終了から翌朝の朝食時間は12時間あけるのが理想
そこで、提案されているのが「間欠断食」!
間欠断食は、前述した「1日の食べる時間帯の短縮」を言います。
研究チームが、約600名を調査したところ、回答者の約6割が、10~14時間の摂取時間を取っていました。
これまでの研究でも、夕食の終了時間から次の日の朝食時間は12時間以上あけると減量につながると考えられています。
この摂食ルーチンを守られている人は、ほとんどいませんでした。
しかし、実践することを提案すると、半数以上の回答者が、1日の摂食時間を3時間は縮めれらる、と回答しています。
間欠断食で肥満や過体重は解決できる?
研究では、参加者が間欠断食をする可能性が高いと見て、時間制限についての調査も行いました。
- 時間の可用性
- フォローのしやすさ
- 仕事のコミットメント
回答者は、間欠断食について、上記のような特定をしたこともわかりました。
食べる量を減らさず、時間を制限するのが新しいダイエット?
この結果をふまえ、
時間制限のある摂食行動は、多くの国が直面している肥満の蔓延との闘いにおいて、とても効果的なツールとなる可能性があります。
しかし、この研究では、人々が毎日の摂食時間枠を制限する能力は、個々のライフスタイルに依存するので、生活習慣の見直しも必要です。
と述べています。
※参考:『食欲』
さいごに
食べる量を減らすダイエットは、「食べる楽しみ」を奪われ、長続きしませんよね。
しかし、食べる時間帯を調整すれば、減量につながるのなら、実践しやすいのではないでしょうか?
お家時間が増えた人が多いので、まずは夕食を早めに切り上げることから始めてみましょう。