野菜&果物の美養栄養学

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食事にプレバイオティクス習慣を取り入れると不安が改善? 英・研究

毎日の食事習慣で、発酵食品を取り入れた『プレバイオティクス』の摂取は、そうでない人たちと比べて、日常生活における「不安感」のレベルが低いことがわかってきました!
不安感は、なんと腸の健康に左右されるようです!?
イギリスの最新・精神研究の詳細を見てみましょう。

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不安感は腸内細菌と関連する?

イギリスのサリー大学の研究により、冒頭のようなことがわかってきました。
研究では、64名の健康な女性を対象に(18~25歳)、2つのグループに分けて、経過を観察しました。

  • 【A】グループには、プレバイオティクスの「ガラクトオリゴ糖」を含んだ食品
  • 【B】グループはプラセボ群としてプレバイオティクスを含まない食品

を、それぞれ4週間にわたって摂取してもらいました。
その結果、【A】のプレバイオティクス食品を摂取した人たちは、「気分」「不安度」「睡眠の質」などが安定していたとのこと。

調査内容とは?

この研究の参加者は、腸内細菌の配列解析を行うために、便検体を提供していました。
それらを解析した結果、プレバイオティクス食品を毎日摂取していた人たちは、腸の健康度が高いことがわかりました。
その上で、前述の通り、【A】グループの人たちは、気分良く、不安度が低く、睡眠の質も良い状態で日々をすごせることがわかったのです!

若い女性の精神状態は腸内細菌で決まる?

この結果をふまえ、研究者たちは、

プレバイオティクスなど、シンプルで安全な栄養補助食品を利用することで、特に若い女性の腸内に有益な腸内細菌の量を増やすことができるでしょう。
そうすると、腸内環境が改善されるうえ、精神的健康とウェルビーイングの改善も期待できることがわかりました。
これは、腸内細菌の研究と、精神面の研究、両方の研究の大きな前進を示しています。

と述べています。
※参考:『サイエンティフィックレポート』

さいごに

コロナ禍で不安感が高まっている人が増えています。
しかし、毎日の食生活でプレバイオティクス食品を取り入れることで、腸内環境が改善され、そして精神面も安定すれば、嬉しいですね。
納豆や漬物、キムチ、甘酒、ヨーグルトなどなど、発酵食品は身近にあるので、ぜひ毎日の食事に取り入れておきましょう。