世界各国で、ステイホーム習慣が増え、人々は、ネットショッピングでお買い物をするようになりました。
アメリカのハーバード大学の研究によると、人々は以前よりも、より多くのお金を使い、より多くの品目を購入するようになったそうです。
肥満問題に関連するスイーツの種類はどうなのでしょうか?
詳細を見てみましょう。
ネットショッピングでは買わないスイーツとは?
ハーバード大学が発表したネットショッピングの統計データによると、実店舗に比べると、キャンディやデザート類の購入が、少なくなっているそうです。
研究チームは、アメリカのメイン州で実店舗とオンラインの買い物を、少なくとも1回は行った人たちを対象に、過去の買い物データ調査を開始。
まず、2015~2017年までの、合計約5,500回の買い物データを解析しました。
オンラインでの支出は実店舗よりも44%増!
データを解析した結果、オンラインショッピングは、実店舗の買い物と比べて、実際に使う購入費用が、平均44%も増えることがわかりました。
しかし、スイーツに焦点を当てると、以下のものの購入が減少しています
オンラインでは買いにくいスイーツとは?
- キャンディ
- 冷凍デザート
- クッキー
- ケーキ
- スナック菓子
こうした菓子類の1回あたりの支出額は、平均2.50ドル減少していることもわかりました。
ちなみに、加糖飲料と塩味のスナック菓子の支出は、実店舗とさほど変化はなかったようです。
オンラインでは不健康な食品選択が減る?
この結果をふまえ、研究者たちは、
コロナの影響で、食料品をオンラインで購入するひとが増えています。
それが購入する食品の栄養プロファイルに、どう影響するかを理解することが、今後の人々の健康パターンに左右するでしょう。
心強いことに、オンラインでの食料品購入は、一部の「不健康」だと言われる菓子類の購入が減っています。
しかし、ネットショッピングでは、ポップアップ広告も、効率的に表示されるので、不健康で魅惑的な食品を製造する食品メーカーのマーケティングに負けない、買い物パターンの確率も大切となるでしょう。
と述べています。
※参考:『栄養教育行動雑誌』
さいごに
ネットショッピングでは、お買い物の購入金額が大幅に増えてしまうとは、驚きですね!
個人差はあると思いますが、実店舗で見て買うよりも、ネットだと敷居が低くて、買いやすいのかもしれませんね。
計画的にお買い物をしつつ、経済的にも健康面でもムダとなるスイーツ類の購入は、なるべく避けたいものですね。