年を重ねても、見た目年齢が若い人。
逆にまだ若年層なのに、10歳ぐらい老けてみえる人。
この違いは一体何なのでしょうか?
アメリカの最新・加齢研究によると、食生活と生活習慣を変えるだけで、8週間で3歳も若返る事実が判明!?
詳細を見てみましょう。
たったの8週間の生活習慣の改善で3歳も若返る!?
アメリカの『機能医学研究所』などの共同研究により、食事とライフスタイルへの介入で、DNAのメチル化バランスが整い、僅か8週間で、生物学年齢を3歳以上も下げられる事実がわかってきました!
中高年の男性を対象に8週間の改善プログラムを実施!
研究チームは、50~72歳の成人男性を対象に、比較臨床試験を実施しました。
8週間の治療プログラムには、「食事療法」「睡眠」「運動」「リラクゼーション」が組み込まれていました。
「食事療法」に関しては、補足的にプロバイオティクス(乳酸菌など)とファイトケミカルなどの植物栄養素が含まれていました。
改善プログラム後のDNAの変化は?
8週間の改善プログラムの後、DNAのメチル化分析が行われました。
唾液サンプルなどで実施し、『イルミナ・メチレーション・エピック・アレイ』という計算法で、算出されました。
その結果、食事療法とライフスタイルの介入は、対照群(改善をしていない人たち)と比較して、DNAレベルが、平均3.32年分、有意に減少していることが判明したのです。
すなわち、8週間で、約3歳、細胞レベルで若返っていた計算になったのです。
発酵食品や食品の機能性成分がカギ?
この結果をふまえ、研究者たちは、
ファイトケミカルなど、特定の栄養成分を含む食事と、運動習慣などのライフスタイルの実践が、選択的にDNAのメチル化を変化させ、細胞レベルで、加齢が防げ、若返りが実現するとは、非常にエキサイティングな事実だ!
と述べています。
※参考:『加齢』
さいごに
確かに、年齢よりも、10歳以上も若く見える美魔女の方は、野菜や果物好きの場合が多いですね。
健康や美容意識が高いので、エクササイズや歩く習慣を持っていたりします。
男性もしかり。
栄養価の高い、野菜や果物、発酵食品を取り入れ、さらに運動習慣も取り入れ、加齢に負けない、身体づくりを目指したいですね。