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サザンダイエットは突然死を招く?揚げ物と加糖飲料が怖い!米・研究

『サザンダイエット』をご存知ですか?
アメリカ南部地方で好まれる、揚げ物と加糖飲料が中心の食事形式のことを言います。
"ダイエット"という名がついているので、一見するとヘルシーそうですが、心臓の突然死を招く、恐ろしい食事形態のようです。
揚げ物や加糖飲料が大好きな方はご注意!
アメリカの最新研究の詳細を見てみましょう。

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アメリカ南部型の食事は突然死リスクを高める?

アメリカのアラバマ大学の研究によると、アメリカ南部型の食事『サザンダイエット』は心臓の突然死リスクを高め、地中海型の食生活は、そのリスクを下げる事実が確認できたそうです。

アメリカ南部型の食事『サザンダイエット』とは?

アメリカ南部の地域の食生活は、脂肪、揚げ物、卵、内臓肉(レバーやモツ)、加工肉(ウィンナー、ベーコン、ハムなど)、飲料は加糖飲料の摂取が多いのが特徴です。
これらを『サザンダイエット』と言います。
ダイエットは、必ずしも痩せるための食生活を指しているわけではありません。

地中海型の食生活の特徴は?

一方、心臓の突然死リスクを下げる『地中海型食生活』は、果物、野菜、魚、全粒粉穀物、豆類が多く、肉や乳製品が少ないことが特徴です。

アメリカでの脳卒中は南部地域に多い!?

研究チームは、アメリカで進行中の脳卒中の「地理的要因」および、「人種的差異」を調査していました。
45歳以上の約2万人いじょうのデータを解析しました。
33%が黒人で、56%の脳卒中患者が、南部地域在住といつ事実が判明したのです。

南部型の食事は突然死レベルを上げている

データ解析の結果、アメリカ南部型の食生活を順守している人ほど、心臓の突然死レベルが46%も高くなっていることが判明!
一方で、地中海型食生活の順守度が高い人ほど、心臓の突然死レベルが26%低い事実もわかりました。

心疾患になる人は、スナック菓子の摂取量が多かった!

また、意外な事実も判明しています!
心疾患の既往歴がある人において、スナック菓子の摂取量が最も多かったのです。
しかし、突然死のリスクは、スナック菓子を食べない人よりも51%低く、研究者たちは、今の段階では、説明がつかない、と述べています。
しかし、スナック菓子を食べている人ほど、心疾患の罹患率は高いので、揚げ物系のお菓子は、なるべく控えたほうが賢明と言えそうですね。
※参考:『米国心臓学会雑誌』

さいごに

やはり野菜や果物、魚介類の摂取が多い人ほど、こと心臓病に関しても、健康体でいれそうですね。
揚げ物や甘いジュース類が好きな人は、ここ日本でも多いことでしょう。
揚げ物や加糖飲料は、確かに美味しいのですが……
美味しものほど、身体に悪いと心得て、控えめにするのが賢明なようですね。