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更年期女性のホットフラッシュは食事で改善? アメリカ・研究

大豆イソフラボンは、女性ホルモンと似たような構造をしているので、更年期女性の健康維持に良いと、言われていますね。
この説を裏付けるような論証が、アメリカの最新研究で発表されました。
何でも、ホットフラッシュの軽減に役立つようです!?
詳細を見てみましょう。

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大豆が豊富な食生活でホットフラッシュが軽減か?

アメリカのジョージワシントン大学の研究により、大豆が豊富な食生活を送っている更年期の女性は、中程度から重度のほてり(ホットフラッシュ)を軽減できるかもしれないとのこと。

84%の女性がホットフラッシュを軽減?

更年期女性の場合、酷い人では、ホットフラッシュが1日に5回も起こる場合があります。
しかし、大豆が豊富な食生活を送っていると、なんと、84%もの割合で軽減できるのだそうです。

閉経後女性を12週間に渡って観察

研究では、38名の閉経後女性を対象に、2つのグループに分け、大豆が豊富な食生活を送ってもらい、12週間に渡って経過を観察しました。
【A】グループめの人たちには、1日86gの調理済み大豆を含む、低脂肪のビーガン食を。
【B】グループめの人たちには、大豆製品を含む、今まで通りの食生活で過ごしてもらいました。

大豆製品に加え植物ベースの食事で改善?

その結果、【B】グループの人たちは、ホットフラッシュの総数が49%減少したのに対し、【A】グループの人たちは79%も減少する事実がわかったのです。
つまり、大豆製品を含みつつ、植物ベースの食事にすることで、ホットフラッシュの軽減率が高まると言うことです。

さらなる詳細結果は?

中程度~重度のホットフラッシュは、【B】グループでは42%、【A】グループでは84%の減少が見られました。
また、【A】グループの59%が、期間中、中~重度のホットフラッシュを、全く経験しないまでに改善していました。
一方の【B】グループでは、そこまでの改善には至らなかったそうです。

食生活は組み合わせも大切?

この結果をふまえ、研究者たちは、

大豆製品は、取り入れるだけでも、ホットフラッシュの軽減にはつながることがわかりました。
しかし、大豆製品は、植物ベースの食事と組み合せて摂ると、ホットフラッシュの改善に向かうこともわかりました。
食事の組み合わせも重要なようです。

と述べています。
※参考:『更年期』

さいごに

この研究では、大豆製品ということでしたら、大豆のどの成分がホットフラッシュ軽減に繋がっているのか、今後の研究結果に期待ですね。
更年期女性は、乳製品を豆乳に替えたり、お肉の摂取を控えて、豆腐や枝豆を増やしたり、食生活の工夫も大切にしてみましょう。