今日のランチは、家の近所にある、隠れた名店!《定食屋SUSICOスシコウ》さんでランチをいただきました。
お店を切り盛りしているのは、なんと80代の女性料理人!
とっても上品な、お肌の美しい女性です。
店内は10席ほどのカウンター席と、二人用のテーブル2組の、こじんまりとしたお店です。
ご主人が亡くなるまでは、同じ場所で数十年続く鮨屋だったそうです。
女将さんがお店を継いでから、定食屋にチェンジし、14年になるのだそう!
お給仕を担当してくださっている女性は、お嬢さんかお嫁さんかと思っていたら……
お孫さんでした。
ひ孫さんがもう3人もいらっしゃる、《ひいおばあちゃん》なのだそう。
とってもお話し上手で、カウンター席のお客様、一人一人との会話も大切にされているそうです。
忙しく、手料理に飢えていた筆者は、亡き祖母の手料理を思い出し、感慨深いものがありました。
国産野菜の惣菜
お惣菜はお出汁が効いた薄味で、今日は金平ごぼうとカボチャの煮ものでした。
野菜にもこだわっており、国産のものを取り寄せているそうです。
手作り豆腐
絹ごし豆腐の冷ややっこ。
二口サイズの小さな《冷ややっこ》ですが、手作り豆腐を取り寄せているそうです。
女将さん手作りの、出し醤油がかかっており、ネギと豆腐のトライアングルが絶妙でした!
自家製の浅漬け
こちらは、自家製の浅漬け!
大根ときゅうり、高菜。
ごはんがすすむ、塩加減で、辛すぎず、身体に優しいお味でした。
メインは北海道産 鮭の西京漬け
メインは、大好物! 鮭の西京焼きです。
北海道産の鮭で、焼き具合も最高!
焼き立ての西京焼きをいただける、ささやかなゼイタクが身に染みました。
上質な鮭は、皮まで美味しく、皮はDHAやEPAの宝庫なので、完食しました。
大根おろしにも、自家製の出し醤油がかかっていました。
細部にわた、心遣いが素晴らしいですね。
新米の白米と黒米入り雑穀ごはん
ごはんは、女将さんがブレンドした黒米入りの雑穀ごはんと、新米の白米!
ごはんは、お替り自由だそう!
女将さんが、「ごはんは足りてますか?」と声をかけてくださいます。
筆者は、一膳で充分でしたら、男性なら嬉しいサービスですね。
自宅でも雑穀ごはんをよく炊きますが、SUSICOさんの雑穀ごはんはモチモチ!
まるで、お赤飯のような美味しさです。
女将さんが雑穀を独自でブレンドしており、黒米を多めに入れているそうです。
写真奥に映っているお味噌汁も、お出汁と味噌の加減が、長年の知識と経験を物語っていました。
こんにゃくや油揚げ、小松菜が入っていました。
さいごに
一見、一汁三菜の質素な定食かもしれません。
ですが、手作りの心のこもった家庭料理が、一番のゼイタクですね。
近所にいながら、割烹料理風の店構えだったので、入るのに勇気が要りましたが!?
これからは、週に1~2度は通いたいと思える定食屋でした。
野菜や魚、雑穀、みそ汁、漬物。
日本人のDNAにあったランチで、一日に元気にすごせました。
ごちそうさまでした!