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地位の高い仕事ほどくだらない?職業を考える機会に!《ブルシット・ジョブ》読書レビュー

おはようございます。
本日の読書レビューは、アメリカでベストセラーとなったビジネス書、デヴィッド・グレーバー氏の《ブルシット・ジョブ――クソどうでもいい仕事の理論》です。

この書籍ではさまざまな「どうでもいい仕事」の代表例が書かれています。
私が現在、会社でたずさわっている仕事も、実はブルシットジョブかもしれません(笑)
仕事の在り方や世の中の職業について、考えさせられる本です。

例えば、都心のオフィスビルに拠点を置く大手企業のオークがブルシットジョブになるそうです。
ブルシットジョブとは、サブタイトルにあるように、どうでもいい仕事のことを言います。

なぜ大手企業の多くの仕事がブルシットジョブかと言いますと、多くの雇用と消費を産むために、実は生きていく上に、重要でないものを製造販売しているからだそうです。

日本でも同じことが言えるかもしれませんね。
大手企業は食品系なら、インスタント食品やスナック菓子、調味料、パン、飲料(お酒や清涼飲料水)などの加工食品を製造販売しています。
健康産業の大手企業なら、サプリメントや化粧品、医薬品などでしょう。

その手の製品が市場に多く出回ったことにより、人々は安くて栄養価の悪い食品や飲料に手軽に手に入るように、各国で肥満問題が浮上しました。

それにより、医薬品やサプリメントが飛ぶように売れ、肌荒れも増えて化粧品も売れます。

そうした企業で、本当に役に立つ仕事をしているのは、実は、安い賃金で雇われている、ビルや工場の清掃会社の人たちだ! と著者が言い切っているところも、妙に納得できてしまいました。

また、大手企業では、仕事を細分化して多くの従業員を雇っています。
しかし、重要な仕事をしているのは、30歳前後のまだお給料の少ない社員だけです。
小間使い代わりに、事務仕事や入力作業、工場やコールセンターとのやり取りなどに従事しています。

そこを過ぎると、1日の仕事の合間にヒマ時間ができる社員が多く「いかに仕事をやっているフリ」をするかに、頭を悩ませているそうです。

他に、銀行員や医師、弁護士、政治家といった、いわゆる世間的に『地位の高い人』たちも、ブルシットジョブの代表例だそう!
高給をもらいながら、世の人々に権力を振りかざして「余計なことを言って混乱させているだけ」なのだそうです。

健康に関して言えば、医師の発言は絶対ですよね。
家族に食べ過ぎや太り過ぎを指摘されても食事制限を実践しませんが、医師に言われると、すぐに実行にします。
しかし、医師は大学で栄養の勉強は一切していないので、医師が「ダイエットのために糖質を抜きなさい」と指示しても、わかっていない確率のほうが高いのです。

ある発展途上国の一都市で、市民のストライキで病院もお休みになりました。
すると、市民の健康状態が良くなったのです。
しばらくして、病院が再開すると、市民はまた病院に通い出し、また病人が蔓延していったそうです。
この例は、医師の診断や投薬が、いかに健康被害を招いているかの例です。
※すべての医者がそうだと言う意味ではありません。

政治家が役に立たないのは、日本だけではなく、全世界共通のようですね(笑)

あまり書くとネタバレになりますが、もし、今の仕事に疑問を感じている人がいらっしゃいましたら、ぜひご一読してみてください!

ダイエットで悩んでいる人も、過敏性腸症候群かも? と悩んでいる人も、ご自分がブルシットジョブにあたる企業の製品を食べていたり、利用したりしていないかを考察すると!? 原因解決につながるかもしれません!

アメリカのベストセラー書だけあって、Audibleなら、月額費内で、聴くことができます!

本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。