一日一食×読書でダイエット脳を育てるブログ

毎日のプチ断食習慣で、腸と脳をクリーンに!

《カオマンガイ》ランチと江戸川乱歩『孤島の鬼』読書レビュー

おはようございます。
先日、いつものアジアン屋台で、タイ料理の海鮮焼き飯《カオマンガイ》をいただきました。

ちょっぴり辛いのですが、日本でいうケチャップのようなトマトソースがベースで食べやすいですね。
お肉を控えたい時などに嬉しいメニューです♪

タイ料理は、ガパオ同様、目玉焼きが乗っているのもいいですね。

こちらのお店では、前菜に野菜の生春巻きがつき、カオマンガイにもサラダがついています。
焼き飯の中にも、ピーマンやパプリカがたっぷりと入っていて野菜も多く摂れます。

カリカリに揚げた海老煎も、日本の味と違って、スパイシーです。

アジア料理は、日本と同じ食材が使われていることが多いので、親しみやすいです。

大陸的に、昔から、似たような作物が収穫されていた影響なのでしょうか?
でも、お国が違うと、味付けが全く違うのが不思議ですね。

おいしいランチをごちそうさまでした!

【読書レビュー】江戸川乱歩『孤島の鬼』1930年完

本日の読書レビューは、1930年に完成された江戸川乱歩の『孤島の鬼』です。
ここ数日は、オーディブルの『江戸川乱歩 全集 第一巻』を聴いており、すでに10作ぐらい読んでいます。
第一巻をすべて聴き終えだけでも、110時間も要すので、備忘録かわりに、ブログに記しておこうと思い立ちました。
2.5倍速で聴いていますが、移動時間に聴いているので、1週間ぐらいかかるでしょう。

さて、『孤島の鬼』を読むのは、多分3回目ぐらいだと思います。
かなり記憶があいまいになっていました。
主人公がまだ30歳なのに、総白髪であること。
殺害された初恋の女性の妹と結婚したこと。
孤島で世にも恐怖な体験をして、一夜にして白髪になったこと。
などは覚えております。

ですが、初めて読むような新鮮な発見が、いくつもありました。
丸の内で働く経理マンの主人公は、一緒に孤島に乗り込んだ男性外科医に、恋愛感情を抱かれていたのです!
重要なポイントなのに、若い頃の読後の記憶にはなかったのですよね……。

昭和初期の作品なので、今では差別用語になる描写も含まれています。
しかし、同性愛や障がい者の人たちの、心の葛藤や、やるせない気持ちも描かれていました。
今でいう「毒親」「モラハラ」といったテーマも隠れています。
乱歩先生の作品は、当時の大衆小説として大人気でした。
現代でも十分に楽しめる、日本ミステリーの古典です。
ミステリーの基本に戻りたい方はぜひ!