一日一食×読書でダイエット脳を育てるブログ

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《御影蔵》さんのミニ懐石と『バビロンの大富豪』読書レビュー

おはようございます。
昨日は、ステキなチェロのクラシック音楽会に行ってきました。
アマチュアの方々の演奏でしたが、聴き応えがありました。
音楽会のあとは、池袋に戻り、東武百貨店内にある《御影蔵》さんで、ミニ懐石をいただきました。

兵庫県の灘五郷の酒造会社《菊正宗》さんが運営する和食店なので、粕汁や奈良漬けなど、酒麹をつかったお料理が盛りだくさん!
明石鯛のお造りや、麴漬け鶏の天ぷら、もづく。
そしてメインは、姫路名物の《おでん》でした。
粕汁をつかった薄味のお出汁がきいており、スープまでおいしくいただけました。
季節の炊き込みご飯は、枝豆の五目御飯でした。

デザートは、甘酒のアイスと、丹波篠山の黒豆茶でした。

美しい音楽と、美味しいお料理を、ありがとうございました。

御影蔵 池袋東武店
〒171-0021 東京都豊島区西池袋1-1-25 14F
4,000円(平均)2,000円(ランチ平均)
r.gnavi.co.jp

『バビロンの大富豪』読書レビュー

さて、本日の読書レビューは、もう20回ぐらいは読んでいる『バビロンの大富豪』です。
この本の出版は、1926年で、100年近く前!
著者は、アメリカの地図会社の社長、ジョージ・サミュエル・クレイソン氏です。
世界恐慌で、地図会社はなくなってしまいましたが、その後、お金の大切さを思い知らされ、倹約や節約の著書として、有名になりました。
ある日、クレイソン氏は、古代バビロニアの遺跡から見つかった粘土板の翻訳内容を目にします。
古代バビロニアは、約3000年前にあった都市で、当時世界で最も裕福な国といわれていました。
発掘された粘土板の山を、考古学者たちが翻訳していくと、当時の人々の暮らしぶりやどうやって蓄財をしたかが、記されていました。
まだ紙のない時代だったので、粘土に文字を刻み込んで焼き、石板として、大切な文書が保存されていたのですね。

この翻訳内容を、クレイソン氏は、バビロンの寓話として、短編のパンフレットとして刊行しました。
100年前のアメリカは、もう銀行や保険会社もあり、一般的に利用されていたので、当時の金融会社が、自社のパンフレットにと、こぞってバビロンの寓話を採用しました。

やがて、書籍『バビロンの大富豪』として刊行され、今でも読み継がれる大ベストセラーとなったのです。

まず、『第七の知恵』がり、私もノートに書いて、持ち歩き、暗唱してしまいました(笑)
内容は、本書に譲るとして、貯蓄の基本として、

・収入の一割を自分のために、積み立てる

とあります。※著作権があるので、文章の内容は変えています。

・積み立てたお金は、寝かさずに増やすべし

がポイントですね。
そこで、私は、銀行で貯金せず、証券会社の積み立て投信に乗り換えました。
お金に働いてもらうのです。
この本では、紀元前のお話なので、当時の儲け話や福利で増える事業が出てきますが、現代で一番安全な投資先は、株ではなく、投資信託かな、と思った次第です。
積み立て投信でお金を増やす方法は、金融評論家の勝間和代さんの『お金は銀行に預けるな』を読むと、よくわかります!

さて、お話がそれましたが、他には、借金(今でいう住宅ローンなど)は、収入の2割までにとどめ、無理な返済額は設定しない。

自分の家は早めに持つべし

明確な目標をもって、自己能力と技量を、常に磨くこと。

自尊心をもって、常に謙虚に行動すべし、

などが基本事項としてあげられています。

それをベースに、日ごろから、どのような心構えで節約したり、たまには贅沢したり、といった方法も紹介されています。

この書籍は、10年ほど前に図書館で見つけました。
その後、紙の本を購入し、何度も繰り返し読んでいました。
ここ数年では、マンガ版が出版されたり、Kindle Unlimitedの読み放題プランでも読めるようになりましたね。
そして、待望のオーディブルの聴き放題プランにも!
プロのナレーターさんが朗読してくれるので、迫力ある古代の金融講座が聴けますよ。

紀元前の人々の貯蓄法は、21世紀の現代にも通じるものがあるので、貯蓄法の古典として、必読(必聴)だと思います!