一日一食×読書でダイエット脳を育てるブログ

毎日のプチ断食習慣で、腸と脳をクリーンに!

シェイクスピア名作集『ハムレット』『ロミオとジュリエット』etc.読書レビュー

おはようございます。
本日の読書レビューは、シェイクスピア名作集ベスト20のうちの6作です。

海外のビジネス書やミステリー小説を読むと、よくシェイクスピアや聖書の格言が出てきますよね。
欧米はキリスト教圏の国がほとんどなので、一般教養として浸透しているのだと思います。
そこで、海外のビジネス書や小説を、より理解できるよう、シェイクスピア名作集のダイジェスト版をオーディブルで聴くことにしました。

以下、備忘録です。

『ロミオとジュリエット』読書レビュー

何度も映画化されているので、おなじみの方も多いことでしょう。
ある敵対していた名家の御曹司と令嬢が、惹かれあい、お互いの両親には内緒で結婚してしまう悲話。
秘密で結婚できたのに、ロミオはジュリエットの従兄にあたる男性を、家同士の諍いで殺害してしまいます。
ロミオは司祭に助けをこい、逃亡。

一方のジュリエットには、縁談が持ち上がり、両親の目を欺くため、秘薬で48時間だけ無呼吸状態になりました。
ジュリエットは死んだフリをしているから、何も心配はないという手紙を、司祭はロミオ宛に送ります。
しかし、ロミオは一足早く、ジュリエット死去の知らせを聞き、司祭の手紙はすれ違いで受け取ることができませんでした。

ジュリエットの遺体安置所に到着したロミオは……。
やがて目が覚めたジュリエットは……。

運命のすれ違いが起こす、有名な悲劇ですね。

『ヴェニスの商人』読書レビュー

タイトルだけ知っていましたが、実際の作品に触れたのは、はじめてです。
舞台はイタリアのヴェニス。
ある男性が、友人から富豪の娘と結婚するため、お金を貸してほしいと相談をうけます。
商談で、ちょっとした財産ができたので、男は、その申し出をOKします。
しかし、その財宝は、航海中の商船の中でした。
船が着くまでのあいだだけ、彼は、悪名高い商人にお金を借ります。
すぐに返金できると思っていましたが、商船は嵐にあって、難破してしまい、逆に借金をするハメに……。

一方の悪名高い商人には、美しい娘がおりました。
心優しい娘は、父親の悪徳商法に嫌気がさし、父が嫌う男性と駆け落ちしてしまいます。

悪名高い商人を中心に、さまざまな人間模様が、コミカルに描かれている喜劇です。

『ハムレット』読書レビュー

某国の王子が、亡き父親の復讐を誓う悲劇作品。
王子には美しい母がおり、父が亡きあと、数ヶ月で、父の弟と結婚してしまいます。
叔父が次の王になりましたが、父の死は、不審な点が多く、亡き前王の亡霊が出る、というウワサも広がります。

王子は、亡霊が出るとウワサされる場所に行き、亡霊と対面。
まぎれもなく、亡き父の亡霊でした。
亡霊となった父から、復讐を頼まれますが、母は決して傷つけてはいけない、と約束されます。

王子は、母の居室に行き、父の死の真相を話に行きますが、王子の異変に気付いた叔父は、母の居室に見張りをたてます。

母は、息子の異様さに恐怖を覚え、合図を送ると、カーテンの陰から、見張りのものが王子に襲い掛かります。
叔父の襲撃だと思った王子は、剣で男を一刺し。
しかし、刺した男は、王子が愛する女性、オフィーリアの父でした。

王子は逃亡の身となり、やがて風のうわさで、オフィーリアの死を知ります。
オフィーリアは、父の死を嘆き、殺した相手が自分の愛する王子だという事実にさいなまれ、命を絶ったのです。

さて、王子の運命は?

『夏の夜の夢』読書レビュー

欧米ではその昔、妖精の存在が信じられていました。
その妖精の世界が、美しく描かれた作品です。

ある国の姫は、父が決めた相手との結婚が迫っていました。
しかし、姫には想い人があり、父からは、言いつけを守れないなら処刑する! と死刑宣告を受けます。

姫は、恋人と逃げる決意をし、森の中で待ち合わせます。
ちょうど季節は夏至で、森の中では妖精の王と女王による、美しい催しが繰り広げられていました。

このシーンは、いくつもの美しい妖精絵画が残されていることでも有名ですよね。

さて、この姫と恋人の運命はいかに?

『マクベス』読書レビュー

領主の身分であったマクベスは、3人の魔女のお告げをうのみにし、自身が時期、国王になる野望を抱く物語。
シェイクスピアの四大悲劇の一つとして有名な作品ですね。

マクベスは、さまざまな策略を考えて、王に近づきます。
しかし、マクベスの忠誠心はむなしく、王がくだした王位継承権は息子の王子でした。
普通に考えれば当たり前のことなのですが、当時は魔女のお告げは絶大!

マクベスには、強欲な妻がおり、魔女のお告げを信じていた妻も、マクベスの陰謀に加担!
2人は、宮中でつかえ、妻は虎視眈々と、現国王を殺害する機会を狙います。

さまざま騙しあいや、戦闘が繰り広げられ、マクベス夫妻の運命は……?

『お気に召すまま』読書レビュー

とある公爵家の地位をめぐって、家族争いや、男女の恋のいざこざが、コミカルに描かれた喜劇です。

身分の高い貴族娘が、羊飼いと駆け落ちして結婚したり、貧しい身分の者が、貴族娘の計らいで、変装して貴族気分を味わったりと、タイトル通り、登場人物が"お気に召すまま"振る舞う光景が楽しい!

最後に、恋の神様が現れて、全てがハッピーエンドに終わる、恋のドタバタ喜劇でした。

1600年代の作品なので、当時の大衆喜劇として、楽しまれたのかなぁ~と思いながら、耳読しました。

このオーディブル作品は、配役ごとに、声優さんも違い、戦闘シーンや嵐の音も入っていて、ラジオドラマを聴いているような演出が素晴らしかったです!

シェイクスピアの舞台は、なかなか観に行くことはできませんが、オーディブルの月会費内で、歴史的な名作を聴けるとは!
本当に、便利でありがたい世の中になりましたね。
ありがとうございました。