野菜&果物の美養栄養学

野菜ソムリエ上級プロが、野菜&果物の他、「食と健康」「食と美養」情報を発信するブログです。

花粉症対策と野菜の関係06~【3】アレルギー症状を抑えてくれる食べ物

f:id:miwamomoka:20170310150542j:plain

花粉症は、風邪やインフルエンザのようにウイルスや細菌ではなく、アレルギー症状です。このアレルギー症状というの真犯人がIgE抗体でしたね。

IgE抗体には、脂肪酸などから放出されるヒスタミンも起因しており、脂っこい食べ物や、糖質の多すぎるスイーツ、パン食が大好き!という方は注意が必要です。

スイーツやパン食は、バターなどの脂質が原因?と思われる方も多いでしょう。しかし糖質も体内では余剰分が脂肪として蓄積されたり、疲労物質の乳酸を造って、体調不良の原因となるので、注意が必要なのです。

しかし、原因となる食べ物を控えるだけでは、食べる楽しみが減ってしまいますよね。それらの量を減らしつつ、アレルギー症状を和らげる食材を取り入れるようにすると、食生活を楽しみながら花粉症予防ができるでしょう。

 

アレルギー症状を抑えてくれる食べ物

アレルギー症状を抑えるには、IgE抗体を抑制する役目のある成分を摂ることが大切です。代表的なものに、タンニンやカテキンなどのポリフェノール類やイオウ化合物です。

  • タンニンを含む食べ物
    お茶やワイン、コーヒーに含まれるポリフェノールの1種ですが、れんこんの表面の黒い斑点も正体はタンニンです。近年このれんこんに含まれるタンニンに花粉症予防があると研究発表も出ていますね。タンニンそのものにもIgE抗体を抑制する作用がありますが、れんこんは他に腸内環境を整えるムチンや食物繊維が含まれるので、タンニンとの相乗効果で花粉症対策になるそうです!
  • カテキン
    緑茶や紅茶に含まれる茶カテキンは、これもポリフェノールの1種です。緑茶はビタミンCも含まれます。
  • ポリフェノール類
    ポリフェノールには何千種類という成分が発見されていますが、トマトのリコピンやココアポリフェノールなどもアレルギー症状を抑える役目があります。3月はまだまだ寒いのでホットココアもいいですね。温かいドリンクはスチーム効果で鼻の通りもよくしてくれるでしょう。
  • イオウ化合物(硫化アリル、アリシン)
    玉ねぎ、しそ、ねぎ、にんにく、生姜などに含まれるイオウ化合物は、殺菌や解毒作用があることで有名ですが、IgE抗体を抑制する働きもあります。

これだけの候補があれば、好き嫌いの多い人でも、何かお好きな食べ物が入っているのではないでしょうか?

くしゃみや鼻水などのアレルギー症状が少しでも緩和されるよう、取り入れてみてください。