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山椒は白髪予防に?栄養や効能、副作用、美味しい食べ方は?

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山椒というと、ウナギの蒲焼の上にふりかける、山椒の粉を思い浮かべる方もおおいでしょう。

山椒の実は丸く、実はミカン科の果実で柑橘類なのです!

葉の部分は「木の芽」などと呼ばれ、”たけのこご飯”や”木の芽和え”など、たけのこ料理によく使われています。

京都の銘品、「ちりめん山椒」も有名ですね。

山椒の栄養成分や効能、副作用は?

山椒は香辛料や和ハーブとして、お料理の味付けに使われるので、メインでたくさんの量を食べる機会はほとんどないでしょう。

しかし、多くの香味野菜と同じく、少量でも、健康や美容、そして髪にも注目の成分が詰まっているのです。

 少しピリリとした上品な香りと味は、サンショオールと呼ばれる成分で、殺菌作用などが望めます。

そして香味成分は、柑橘類特有のシトロネラールやジテルペンという成分で、リラックス作用などがあります。

サンショオールは内臓系の器官の働きを活発にする働きがあり、消化不良を改善する作用が期待できます。

そして新陳代謝を活発にし、発汗作用を促すなどの働きもあるので、熱い日の体温調節にもいいでしょう。

サンショオールは特に生の青山椒の丸い実の皮の部分に最も多く含まれています。

山椒は薬ではないので、副作用とまではいきませんが、サンショオールに、麻酔と似た作用があると考えられているので、生の青山椒をそのままたくさん食べすぎると、舌がしびれるなどの症状がでる場合があります。(葉の部分はさほど含まれません)

大量に使うことは、ほとんどないので、神経質になる必要はありませんが、覚えておきましょう。

うなぎなどにふりかける、粉山椒は加工されているので、さほど心配はいりません。

山椒は白髪予防の他、外用としても利用

山椒には、毛母細胞である、メラニンの生成を促進する働きがあることがわかっており、一部の白髪染めの原料にもサンショウエキスが含まれています。

また打撲や、肩こり、捻挫、ちょっとした傷口の患部に直接ぬったり、湿布したりすると症状が和らぐようです。

山椒はまだ薬のなかった飛鳥時代にはもう利用されており、食用というよりは腹痛などの内服、そして外用として先述の傷口の手当などに使われていたようです。

薬の力を借りたくない方や、なるべく「自然療法」を試したい方にもオススメの利用法ですね。

山椒の美味しい食べ方

うなぎの蒲焼のおともや、たけのこの木の芽和えが、代表的な山椒の利用法ですが、それだけではもったいないですね。

筆者は豚バラ大根やマーボー丼などにも利用しています。

他に、これからの季節は、素麺やザル蕎麦、冷やしうどんの薬味としても使えますし、カレーのスパイスの1つとして入れても美味です!

 

みなさんのご家庭にも、たまにしか食べない”うなぎの蒲焼”のために、刻々と賞味期限が迫っている粉山椒の小瓶があるのではないでしょうか?

山椒には夏を乗り切る効能なども秘めているので、ぜひ活用してみてください。