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野菜&果物の美養栄養学

シニア野菜ソムリエが、野菜や果物のお話とレシピ、ダイエットなど「食と健康」「食と美養」情報を発信するブログです。

美髪を造る食生活2~髪の表面「キューティクル」を造る食材とは

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1本の髪は、大きく3つに分けられています。3つの層ということですね。

一番外側の表面をキューティクル、髪の内部である中間部をコルテックス、中心部をメデュラといいます。本日は表面の「キューティクル」のお話しです。

キューティクル

一番外側のキューティクルは、かたいタンパク質が主成分で、イオウ含有量の多いケラチンです。半透明のうろこ状のものが何枚も重なって、髪の内部を守る働きがあります。硬い反面、もろくて摩擦に弱いため、乱暴にシャンプーしたり、無理にブラッシングすると、キューティクルは簡単に傷ついたり、はがれやすくなる性質があり、とてもデリケート! また、ヘアアイロンではキューティクルが溶けることもあります。さらに傷んでキューティクルが、どんどんはがれ落ちてしまうと、髪内部のコルテックスに存在するタンパク質が出てきてしまい、切れ毛や枝毛の原因になります。

キューティクルの表面MEAとは?

キューティクルを保護するため「MEA(18-メチルエイコサン酸)」という脂質が存在しています。MEAは最表面にあるため、摩擦にさらされて、傷みやすいのですが、髪のツヤ、柔らかさ、硬さなどの感触を左右している、重要な部分なのです。MEAは、髪全体に占める割合は1%未満とほんのわずかではありますが、ミンクの毛にもある成分です。毛髪表面の摩擦を最小限にして、髪のツヤや手触りをよくし、まとまりもよくする働きがあります。ただ、紫外線やヘアカラーなどで失われやすい性質があり、1回のヘアカラーだけで、80%も失われてしまうのです。また、MEAが配合されたトリートメントをしたところで、毛髪表面に定着することは難しいのです。

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キューティクルを守る食事

髪は死んだ細胞ともいわれ、伸びてしまった髪が傷んだ場合、キューティクルの改善は難しいと言われています。しかし、これから伸びてくる新しい毛根から髪を修繕していけるような栄養を摂れば、数か月後には、根元から美しくなっていくでしょう。

前述のように髪の毛はケラチンと言うタンパク質でできており、なんと99%を占めます! ケラチンは、肉類・魚・卵・大豆などからとることが可能です。しかし肉類は抜け毛を促進させる男性ホルモンと関係が深いため、とりすぎには注意し、野菜と一緒に摂るようにしましょう。

髪の健康維持には、ビタミンB6やビオチン、そしてキューティクルを造るには、コラーゲン摂取が必須! コラーゲンの合成には亜鉛、銅、鉄分も必要です。

    • ケラチン
      かつお、うなぎ、まぐろ、豚もも肉、ラム肉、さば、木綿豆腐、納豆、大豆、卵
    • ビタミンB6
      レバー、鶏のささ身、ほんまぐろ、かつお、さけ、さんま、真さば、真いわし、バナナ
    • ビオチン
      レバー、肉類、魚類、豆類、種実類、卵黄、トマト、にんじん、カリフラワー
    • コラーゲン
      鶏肉(皮・手羽先・軟骨)、豚足、牛すじ、フカヒレ、うなぎ、なまこ、煮こごり
    • 亜鉛
      かき、ほたて、レバー(豚)、牛肉、たらばがに、うなぎ、たらこ、海藻類、納豆、ごま、玄米ごはん

    • かき、するめなどの魚介類、レバー、ナッツ、大豆、ココア

 髪は一か月に1cm伸びると言われているので、伸びてしまった髪をなげくよりも、未来の美髪を目指して、これから伸びてくる美しい髪を、日頃の食生活で生み出したいものですね♪