野菜&果物の美養栄養学

野菜ソムリエ上級プロが、野菜&果物の他、「食と健康」「食と美養」情報を発信するブログです。

納豆は不調改善成分がギッシリ!脳卒中予防も

納豆は、日本人が古来より食べている発酵食品の1つで、平安時代には食べられていたと推測されていますね。
起源は弥生時代かも? という諸説もあります。

そんな納豆には、特に女性が訴える不調が、ほぼ改善や予防につながるのでは? と思うほどの機能性が備わっています。

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納豆に含まれる栄養成分とは?

納豆は、蒸し大豆に「納豆菌」を加えて16時間以上、発酵させた食品ですが、発酵過程で、大豆にはないビタミンK2や、ナットウキナーゼといった栄養成分が生まれます。

そして、元々、大豆が持っている大豆イソフラボンや食物繊維もありますが、ビタミンB2は、発酵途中で約10倍も増えているのです。
ビタミンB2は脂質代謝に欠かせないビタミンなのでダイエットにも嬉しいですね。

他に、聞き慣れない成分ですが、抗菌作用のある「ジピコリン酸」、血圧を上げてしまう「アンジオテンシン変換酵素」を阻害する物質も含まれています。

また、納豆菌そのものも腸内環境を整える作用があります。

日本には、様々な大豆製品がありますが、納豆が一番栄養価の高い製品と言えるでしょう。

ビタミンK2は骨粗しょう症対策に

大豆が納豆菌によって発酵される過程で生まれるビタミンK2は、カルシウムの吸収を助ける栄養素です。
納豆自体にカルシウムが大量に含まれているわけではありませんが、他の食品から得たカルシウムが骨などに吸収されるのを助けます。
また、加齢と共に、私たちの骨量が減っていくのも予防してくれ、骨粗しょう症対策になるでしょう。

食物繊維

食物繊維は、腸内環境を整えることで有名ですね。
腸内で善玉菌を増やして、腸のぜんどう運動を促し、老廃物や毒素を絡め取って、体外へ排出してくれる役目があります。
また、糖質の吸収を穏やかにするので、血糖値を緩やかに上げ、緩やかに下げるので、血糖値の乱高下を防いでくれるでしょう。

大豆イソフラボン

大豆イソフラボンの化学構造は女性ホルモンと似ていることでおなじみですね。
イライラやPMS(月経前症候群)、冷え性などの改善にも期待できるでしょう。
また、大豆から納豆になる過程で、エクオールという活性度の高い成分も生まれるので、女性ホルモン様の期待は、大豆より、納豆の方が高いかもしれません。

ナットウキナーゼ

こちらも、大豆が納豆へと発酵される過程で生まれる、納豆独自の成分ですね。
血栓予防の期待が高く、脳卒中のリスクが低下することもわかっています。
※参考:岐阜大学『高山スタディ

納豆菌

納豆菌は、前述したように、腸内環境を整える作用もありますが、腸内には免疫機能も備わっています。
納豆菌は、その腸内の免疫機能を改善する作用が高いようです。

納豆は毎日食べたい!

納豆を週に1パック食べるだけで、脳卒中のリスクが3割も低くなるという『高山スタディ』の研究報告もありますが、女性の方は、女性特有の不調改善のためにも、納豆はできれば毎日食べておきたいですね。

筆者も個人的に、なるべく毎日、納豆を食べるようにしています。

  • アボカド納豆
  • 納豆と奈良漬けのみじん切り
  • 納豆と福神漬け
  • 納豆蕎麦×トロロ×めかぶ
  • 納豆×おかか昆布

最近の筆者のお気に入りアレンジです。
納豆と奈良漬けについている酒かすを混ぜて食べるのもなかなかいいですヨ!
この場合、塩分が多くなるので、納豆に附属しているタレはかけないようにしています。

さいごに

納豆を毎日食べていると、野菜が不足する日があっても、「まあよしとしよう!」と思えるほど、食物繊維や、酵素なども摂れるので、助かっています。
個人的には、納豆のお蔭とは言い切れませんが、頭痛や、肩こり、目のかすみが晴れ、そして、何よりも風邪や花粉症を寄せ付けなくなったことが大きいですね。

納豆は『微生物学』の分野では、植物界の中で一番強力な菌と考えられているので、その辺りも幸いしているのかもしれません。

皆さまも、お気に入りの納豆の食べ方を見つけて、できる限り毎日食べてみましょう。