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「生姜×味噌」が海外で人気!冷え対策の一助に!?

今年の10月は「秋の長雨」で寒い日が続きますね。
日によっては12月なみに寒いので、これまでと一転して「冷え対策」をしなければいけません!
そこで役立つのが海外では『miso ginger』として人気が高まってきている「生姜×味噌」のコンビネーションです。
身近な食材の組み合わせですが、一緒にとることで手足や指先などの”末端冷え”の改善にもつながるでしょう。

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「生姜×味噌」の組み合わせとは?

生姜はもともと、カラダを温める食材として昔から利用されてきた香味野菜ですね。
生の生姜にはジンゲロールという辛み成分が存在していますが、生姜を加熱調理すると、それがショウガオールに変化します。
どちらも殺菌作用や解毒作用などが期待できますが、ショウガオールの方が、寒さで硬直した血管や筋肉を緩めて、血流をよくし、カラダ全体をポカポカさせてくれます。

これが「生姜は加熱して食した方がカラダにいい!」といわれる所以です。

この生姜パワーに、大豆を発酵させた味噌が加わると、発酵過程で「大豆ペプチド」が増量し、基礎代謝量のUP、そしてカラダを温める作用がさらにパワーUPします。

「生姜×味噌」は和食や中華に多い

生姜と味噌の組み合わせは、改めて考えると異素材コンビのように思えますが、和食や中華では伝統レシピで古くからこの組み合わせは使われています。

  • 鯖の味噌煮
  • 田楽味噌と生姜のトッピング
  • 肉味噌
  • 豚肉の生姜焼き(ご家庭によっては醤油ではなく味噌が使われています)
  • バンバンジー
  • マーボー豆腐(なす)
  • ジャージャー麵

などなど。

これを海外で大人気の『miso ginger』として作り置きしておくと、忙しい日は、改めて上記のメニューを1から計量して作らなくても、保存調味料として活用できるのでオススメです。

「生姜×味噌」ペーストの作り方

【材料】(味噌100g分ベース)

  • お好みの味噌 100g
  • 生姜のすりおろし 大さじ2
  • 砂糖(ラカント、てんさい糖、黒砂糖、はちみつなど)大さじ2
  • みりん 大さじ2

【作り方】

  1. お鍋にみりんと砂糖を入れ、弱火にかけ、砂糖を完全に溶かす。そして、みりんのアルコール分を飛ばすために、さらに弱火でグツグツするまで、鍋底が焦げないよう、木べらで混ぜながら加熱する。
  2. お鍋がグツグツしてきたら、味噌と生姜を入れ、さらに5分ほど、木べらでかきまぜながら中弱火で加熱する。
  3. 全体になめらかになり、照りがよくなったら出来上がり。

※粗熱をとり、消毒した保存瓶などに入れ替え、密封して保存してください。
※冷蔵庫で1ヶ月ほど保存できます。

お味噌や甘味料の種類を変えるだけでも、いろんなバリエーションが楽しめそうですね。

「生姜×味噌」ペーストのアレンジ例

作り置きしたペーストはそのままコンニャクや豆腐に塗って田楽風にいただいたり、野菜ディップのソースとして使えますが、ひと工夫すると様々なメニューにも利用できますよ。

  • ドレッシング・タレ
    生姜味噌ペーストとオリーブオイル(ごま油)、お酢を1:1:1の割合で混ぜるとドレッシングや餃子、焼肉、春まきのタレとして利用できます。
  • ”ぬた”風
    生姜味噌ペーストとお酢を3:1の割合で混ぜ、マグロ、ほたるイカ、湯通ししたあさりなどと和えましょう。湯通ししたわけぎやネギも一緒に和えると、和食伝統の「マグロのぬた」風として楽しめます。
  • ドリンクに
    生姜味噌ペーストをマグカップに大さじ1弱を入れ、熱湯を注ぐと、ドリンクとして楽しめます。また忙しい日のみそ汁の代用としても利用できますね。
  • 隠し味に
    カレーやシチューなど、煮込み料理の隠し味に。

これから風邪やインフルエンザが流行してくる季節。
生姜は殺菌作用があり、味噌にも発酵食品独特の酵素で免疫力UPにつながるので、この「生姜×味噌」のコンビでいつもの食卓にバリエーションを増やしてみてください。