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乾燥肌が深刻化する前にビタミンAのダブル摂取を

冬に近づくと深刻化してくる肌の乾燥。
顔の肌だけではなく、腕や脚も肌も、粉をふいたように乾燥してきますね。
ほうっておくと、かゆみが出てくるので、ボディクリームなどを塗って、早めのケアが大切です。
それにく加えて、日頃の食事からも乾燥肌対策が必要です。
乾燥肌の予防や対策には何を食べればいいのでしょうか?

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ビタミンAのダブル摂取で肌の粘膜から健康に

カラダの部位によって、皮膚は皮脂の分泌量などが違ってきますが、基本的な構造は同じですね。

顔や頭皮、背中は皮脂が出やすいので、皮脂腺からの油分で肌がある程度は潤います。
しかし手足や腕の皮膚は、顔の皮膚ほど皮脂が分泌しないので、粉をふいたような乾燥肌になりやすいとも言えます。

皮膚の奥には粘膜があり、ここが健康に保たれていれば、乾燥肌、オイリー肌、ニキビ(顔の大人ニキビや背中のニキビ)などの肌トラブルは少なくなると考えられます。

この粘膜の材料となるのが、ビタミンAです。
食事からしっかりと補給できるようにしておきましょう。

ビタミンAおよび体内でビタミンA様に働く栄養成分

ビタミンAそのものは、赤身肉やウナギ、牡蠣、赤身魚、魚介類、卵などに含まれています。
ダイエットで低カロリー食にしていたり、ベジタリアンの方は、これらの食品が不足するので、乾燥肌になりやすいでしょう。

ビタミンAそのものは、このように動物性食品から直接摂ることができますが、体内でビタミンA様に働く食材もあります。
いわゆる「カロテノイド系色素」と呼ばれるものです。

  • β-カロテン
    緑黄色野菜の基準値にもなるβ-カロテン。
    食材100g中、600㎍のβ-カロテンを含む野菜が「緑黄色野菜」と分類されていますね。※ピーマンやトマトなどは若干、基準値に届いていませんが、使用頻度が高い野菜なので、緑黄色野菜に分類されています。
    少し季節はずれですが、ビワやマンゴー、パパイヤ、柿もβ-カロテンが緑黄色野菜と同等クラスです。
  • アスタキサンチン
    海老やカニの甲羅、サーモンの切り身などに含まれている赤い色素成分も体内でビタミンA様に働きます。
    サーモンの切り身は、鮭が小型海老やカニを食するため、それらのアスタキサンチンでサーモン自身の筋肉がピンクになっています。
  • ルテイン
    目にいいと言われる成分で、ブルーベリーや果物の色素に含まれます。

ビタミンAのダブル摂取とは?

前述のビタミンAと体内でビタミンA様に働く食材は、一緒に食べることで、皮膚の粘膜の健康が改善されていくでしょう。

また皮膚の粘膜だけではなく、喉や鼻、目の粘膜、そして体内の各器官も粘膜によって、私たちのカラダは、あらゆる害から守られています。

ビタミンAのダブル摂取は、他の部位の粘膜も健康に改善されていくので、風邪やウイルス、アレルギーなどからも守ってくれるでしょう。

肌が乾燥しやすい人は、総じて、風邪をひいたり、インフルエンザに感染されやすい傾向にあるようです。
肌の乾燥は、皮膚だけではなく、体内の粘膜が弱っている(?)サインかもしれません。

ビタミンAのダブル摂取メニュー

  • 牡蠣×緑黄色野菜(ビタミンA×β-カロテン)
    今が旬の牡蠣は、ビタミンAだけではなく鉄や亜鉛など女性の冷え性対策にもいい食材ですね。
    牡蠣とほうれん草のグラタン、牡蠣×春菊の雑炊、牡蠣フライとベビーリーフのサラダなど、緑黄色野菜と組み合わせていただきましょう。
  • ブルーベリーのカスタードパイ(ビタミンA×ルテイン)
    おやつには新鮮卵で作られたカスタードに、たくさんのブルーベリーが詰まった、タルトをいただきましょう。ただスイーツなので、くれぐれも食べ過ぎには気を付けてください。
    ブルーベリーチーズケーキやプリンアラモード×ブルベリー、アイスクリーム×ブルーベリーソースなどもオススメです。
  • 海老フライ(サーモンフライ)×タルタルソース×サラダ
    (ビタミンA×アスタキサンチン×β-カロテン)
    海老フライやサーモンのフライ(またはソテー)からアスタキサンチンを。
    卵で作るタルタルソースからは卵のビタミンAを。
    そしてベビーリーフやトマトなどの緑黄色野菜を使ったサラダからはβ-カロテンを補いましょう。

他に「ローストビーフ×緑黄色野菜のサラダ」、「マグロ丼×大葉のトッピング」でもビタミンAとβ-カロテンで、ビタミンAのダブル摂取が実現できそうですね。

上記の食材リストをもとに、乾燥肌が深刻化しないよう、食事面でも対策をしておきましょう。