「なめ茸」は、えのきたけの代表的なレシピですが、意外と瓶入りの加工品を”買うもの”と思っている方も多いようです。
しかし、えのきたけ、1袋あれば、一瓶分、自宅で調理でき、味の濃さも加減できますよ♪ 卵とじにしたり、蕎麦やパスタと合わせたり、肉料理や魚料理のソースにもなるのです。
本日の野菜のお話は「えのきたけ」です。野菜と言っていますが、正式にはキノコ類に分類されますね。
キノコ類特有の”キノコキトサン”の含有量が最も多いのが、えのきたけです。キノコキトサンは、数年前より「えのき氷」で大ヒットし、科学的にダイエット効果があると話題になりましたね。キノコキトサンは肝臓内にある脂肪を抑え、腸内に働きかけて、体内の余分な脂肪を体外に排出する働きがあるそうです。これが「お腹をペッタンコに!」と話題になっている正体です。
キノコ類は、えのきたけに限らず、加熱調理するのが基本ですが、このキノコキトサンは、キノコ類の細胞内に隠れているため、カットしてから加熱し、冷やす(凍らす)と3つ刺激を与えると、細胞内から出てきてくれるそうです。
お料理の付け合わせに、えのきたけを使っても、カットして加熱する、の2段階で終わってしまいますが、なめ茸にすると、一度保存用に冷蔵するので、隈なくキノコキトサンが摂取できるでしょう!
【材料】作りやすい分量
- えのきたけ 200g(1袋)
- 醤油 大さじ1.5
- 日本酒 大さじ1.5
- みりん 大さじ1.5
- 酢 小さじ1
【作り方】
- 酢以外の調味料を鍋に入れて、沸騰させる。
- えのきたけは、1cm幅にカットして、1の鍋に入れる。中火で5分煮る。
- その後、酢を入れ、さらに3分煮る。
- ジャムの空き瓶などを、予め熱湯消毒しておく。
- 3の粗熱が取れたら、4に入れて冷蔵庫で保存する。
*冷蔵庫で1週間ほど保存できますが、保存料が入ってないため、早めにお召し上がりください。
【美養効果】
えのきたけは、前述のキノコキトサンだけでなく、ネバネバ成分のムコ多糖類も含まれ、皮膚や体内の粘膜を健康に保つ効果が期待できます。皮膚の粘膜が丈夫になると、乾燥肌対策にもなり、キメも整ってくるかもしれません! また目や鼻、のどなどの粘膜が丈夫になると、ドライアイの予防、そして風邪予防にもなります。
なめ茸は、健康と美養にも役立つ保存食なので、ご飯のお供に、ぜひ取り入れてくださいね。ご飯も、白米のみだと、食後の血糖値が上りやすくなりますが、なめ茸が一緒だと、食後高血糖もいくぶん、防げるでしょう。
本日の野菜を使った一品は「えのきたけ」でした。
『空腹ホルモンダイエット』と合わせてお楽しみいただけるレシピです。
ではでは!