「冷え性対策と野菜の関係」の連載も終わりに近づいてきました。6タイプの冷え性を順番に解説していっています。6タイプとは、下記の通り!
- 寒くてヨワヨワしい冷え性
いつも寒くて元気がなく、体力もなく、ヨワヨワしい - 寒いのにタプタプする冷え性
いつも寒く感じるのに、お腹はタプタプし、そのお腹も冷たい感じ... - 寒くてイライラする冷え性
いつも寒くてイライラとし、カラダは冷たいのに頭はカッカとしている - 寒くてクヨクヨする冷え性
いつも寒くて気分も晴れず、憂鬱で、些細なことにクヨクヨする - 寒くてカサカサする冷え性
いつも寒くて、心身ともにカサカサと乾いた感じ... - 寒くてダルダルする冷え性
いつも寒くて、ヤル気が出ず、ダルい感じが抜けきらない...
本日は、「5.寒くてカサカサする冷え性」について解説していきますね。
寒くてカサカサする冷え性
心もカラダも安らげずに、おまけに肌の乾燥もひどく...カラダのどこもかしこもカサカサと乾いた感じのするタイプの冷え性です。
休養を十分にとって、ゆとりや潤いのある生活を目指したいものですね。
肉体疲労や、長期的に睡眠不足が続き、過度の心労などが原因かもしれません。
毎晩、深夜まで残業していたり、逆に深夜まで遊び過ぎたり、寝付けないほど深刻な悩みを抱えていたりしていませんか?
熱が出やすく、喉や肌も乾きやすく、情緒不安定で、悲観的な思考が襲ってくるなどの症状が出てくるかもしれません。
とにかく夜更かしを改善し、夜になるとちゃんと眠くなるよう、無理やりにでも、朝早く起きる習慣をつけてしまいましょう。
ヒトは陽の当たる時間には起きていて、日の沈む時間は休養するようにできています。やはり自然の摂理に抗うと、カラダが悲鳴を上げてしまうのです。夜勤などの特別な理由がない限りは、規則正しい生活習慣を取り戻してみましょう!
このタイプの方は、消化機能が衰えている可能性が高いので、肉類や香辛料がきつすぎるものは、消化が悪いので、控えておきましょう。消化機能が改善されてくると、冷え症状も和らいでくるかもしれません。
このタイプの冷え性にオススメの食材は次の通り!
- 冬はみかん、伊予柑などかんきつ類の種類が豊富!かんきつ類は、リモネンやシトラールなど、リフレッシュ作用のある香り成分が摂取できるので、オススメです。
- 山芋、里芋、れんこんなど、冬のネバネバ食材は弱った消化器官の粘膜や、乾燥して荒れた肌や目、喉、鼻腔などの粘膜を健康に保つ働きがあります。
- 体内に水分を補う、トマト、れんこん、ごぼうなどもオススメです。
中でも、里芋は、太古の昔から(弥生時代ぐらいから)日本人が食しており、DNAにもあっている食材です。ネバネバ成分のムコ多糖類はヒアルロン酸量を増やし、乾燥肌を改善して、体内の弱った器官の粘膜も健康に保ってくれることでしょう。
また根野菜類は、土の中で育まれた植物なので、保温作用が期待できます。じんわりと根本からカラダを温めるのに適した食材となるでしょう。