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ポリフェノール飯が人気の兆し?黒米の栄養価に注目!

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大麦ごはんやハトムギごはんのブームが定着して、既に一般食化されてきましたね。

次なる選択肢としては、ポリフェノール飯でしょうか?

以前からミックスされた雑穀などに含まれる、黒米が話題になっていましたが、単独で人気食材になりそうです。

黒米とは?

ごまのように真っ黒なわけではなく、やや紫色を帯びた、黒紫色のお米を黒米と言い、古代米とも呼ばれているようですね。

名前の通り、農耕が始まったと考えられている弥生時代のお米は、おそらく黒米であったとも伝わっています。

古代のことなので、諸説はさまざまありますが、この黒米は、この色が持つ他の食品と同様、ポリフェノールが豊富です。

栽培農家が少なく、やや高級品となるので、100%黒米として炊くと、現代ではかなりゼイタクになりますが、白米と一緒に炊くと、ほんのり紫色のポリフェノール飯となるのです。

白米も大好きですが、こういう黒米や雑穀、大麦類は、最初から食物繊維が多く、糖質も少なく、ミネラルも多いので、白米のように糖質を気にしなくていいのも嬉しいですね。

黒米の栄養は?

黒米は、ポリフェノールの他に、糖質や脂質を代謝するビタミンB群、抗酸化物質であるビタミンE、そしてカルシウムの吸収を助けるマグネシウムが豊富です。

また糠ごと炊くので、白米のように、栄養価が下がることもありません。

炒ったわけでもないのに、香ばしい味がするので、筆者も大麦ごはんと交替でポリフェノール飯を楽しんでいます。

黒米の甘酒やライスワインも登場!

ブームに先駆けて、黒米の甘酒や、蒸した黒米を糖化させて乳酸を加え、さらに麹菌を加えて発酵させたライスワインも登場しています。

お米の国、日本ならではの発想ですね。

この栄養価に着目したのでしょうか?筆者の母校をはじめ、大学の学食で白米と黒米が選べるところが密かに増えているようです。

「黒米」だと女子大生の間では古くさく感じ、はやらないかもしれませんが、「ポリフェノール飯」とネーミングが変われば、若い世代にも注目されるかもしれませんね。