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女性の喫煙や糖尿病は男性より心臓発作リスク高?

女性の場合、男性よりも、喫煙習慣、糖尿病、高血圧が見られる場合、心臓発作のリスクが高くなるそうです。
タバコ好き、スイーツ好き、お酒好き、ファストフード好き、肥満ぎみの女性は、生活習慣を見直す必要がありそうですね。
イギリスの名門オックスフォード大学の研究発表を見てみましょう。

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生活習慣と心臓発作の関連、男女別の結果は?

オックスフォード大学では、40~69歳の男女、約47万人を対象に、喫煙習慣、糖尿病、高血圧、BMI25(過体重)などの生活習慣(病)と、心臓発作のリスクを調査しました。
その結果、男性の場合、タバコを吸わない人よりも喫煙習慣がある人の方が、心臓発作のリスクが2倍も高いことがわかり、女性の喫煙者の場合は3倍もリスクが高くなることがわかったのです。

また、女性の場合は、糖尿病(Ⅰ型・Ⅱ型)と高血圧でも同様の結果が見られたということです。
そのため、女性の方が、悪い生活習慣があると、男性よりも心臓発作のリスクが高まってしまう、ということがわかりました。

女性の場合、真相は予想よりも怖い?

前述の結果は、ざっくりとしたものですが、詳細データも見てみましょう。

1日20本以上タバコを吸う人たちの場合、心臓発作の相対リスクは、女性の場合、男性よりも2倍高いことがわかりました。
そして高血圧が原因の心臓発作では、男性より、女性の方が、なんと80%も高いとのこと。
また糖尿病が原因の心臓発作に関しても、Ⅰ型は3倍、Ⅱ型は47%、女性の方が高いことがわかりました。

イギリスでは、喫煙や高血圧、糖尿病は男性患者の方が多いため、女性へのガイドラインでの注意喚起はまだ緩やかだそうですが、今後は、女性に対しての喫煙や高血圧、糖尿病のガイドラインも強化していくそうです。
※参考:『英国医学雑誌(BMJ)』2018年11月

さいごに

イギリスでの研究結果ですが、日本でも女性の喫煙者は増えていますし、糖尿病や高血圧の女性患者も増加傾向です。
飽食の時代で、ファストフードや外食、デパ地下デリなどの利用が増える中、糖尿病や高血圧患者も増えていったと考えられています。
忙しい時に、こうした食生活のスタイルは便利ですが、選ぶアイテムに必ず野菜や果物、雑穀類、大豆製品、そして肉よりも魚介類を選ぶなど、改善策はあるので、注意したいですね。