野菜&果物の美養栄養学

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にんじんを食べると皮膚がんリスクが減る?米・研究

にんじんなど緑黄色野菜からビタミンAをしっかりと摂っている人は、皮膚がんリスクが低いことがアメリカの最新皮膚科学研究でわかってきました。
野菜好きの人は、お肌がキレイな人が多いのはこのためでしょうか?
詳細を見てみましょう。

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ビタミンAの摂取率が高いと皮膚がんリスクが低い?

アメリカのブラウン大学の研究では、約17万人の医療関係者に協力を得て、1984年から2012年までの栄養データを解析し、皮膚がんとの関連を調べました。
その中でビタミンAの摂取量と皮膚がんの関係に絞って調査したところ、ビタミンAの摂取率が高いほど、皮膚がんリスクが低いことがわかったのです。

どれぐらいのビタミンA摂取量でリスクが減る?

調査では、ビタミンAの摂取量を"低い"~"多い"で、5段階に分け、ビタミンAの摂取量が最も多いグループの人たちは、最も低いグループと比べて、平均17%も皮膚がんリスクが低かったのです。

そしてビタミンAの摂取量は、にんじんに例えると、一番多いグループの人たちは、平均で1日2本の大きなにんじんを食べていた換算になったそうです。
一方の最も少ないグループの人たちのビタミンA摂取量はにんじんに例えると、小さなにんじん1本弱相当であったそう。

野菜&果物由来のビタミンAが皮膚にいい?

これは、わかりやすいように、にんじんを例えて摂取量を割り出しているだけで、多くの人は、野菜や果物由来のビタミンA、すなわち体内でビタミンA様に変わる、β-カロテンやリコピンなどの植物性色素成分から摂取していたそうです。
にんじんの他、トマトやスイカなどのリコピンも含まれています。
※参考:『JAMA皮膚科学』

さいごに

ビタミンAはうなぎやレバーなどにも多く含まれますが、これは動物性由来のものです。
こうした動物性食品からのビタミンAは、妊婦さんなどが摂りすぎると、危険な状態になるので、注意が必要ですね。
しかし、植物性由来のビタミンAなら、摂取過多になることもなく、適量をとることができるので、その点でも心配が少ないでしょう。
ビタミンAは皮膚粘膜や、体内の各器官の粘膜を健康に保つ作用があるので、キレイな肌はもちろん、皮膚がんリスクも有意にさがることでしょう!

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