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冷え性対策と野菜の関係03~カラダの冷えはどうして悪い?温め野菜で対策

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日本人女性の2人に1人が冷え性というお話を以前にしましたが、どうしてカラダの冷えは悪いのでしょうか?

若くしてガンなどの大病を患ったり、心のバランスを崩している女性は冷え性であることが多いということがわかっています。原因は人それぞれですが、共通していることは自律神経が正常に働かず、血行不良に陥っているため、と考えられています。

ヒトのカラダは本来、環境によって体温調節する機能が備わっています。

暑い時期は汗をかいて熱を放出し、自らの体温を下げますし、

寒い時期は体温を逃さないよう、カラダを緊張させて熱を作りだしたりするのです。

そうして人間はいつも自分のカラダが最も快適な体温になるよう調節しているのです。

しかし、この機能が何らかの原因で狂い始めると、血行不良で、カラダの末端の細胞まで酸素や栄養素が届かなくなります。

そして栄養分が抜き取られた、食べ物の老廃物が排出されずに、どんどんとカラダに蓄積され、メタボ街道まっしぐら…という懸念も出てきます。

その結果、細胞の代謝は進んでくれず、血管は詰まり、そして温度が下がっていき、カラダが冷えていくのです。

特に脂肪細胞は、熱が奪われてしまうと、凝固する性質があるので、カラダが冷えると固まり、血管を圧迫して、ますます血の巡りを悪くしてしまうのです。

食事から得たタンパク質食品は体内でアミノ酸に分解されて、再度合成されますが、カラダが冷えると、そのような体内活動の重要な部分も決行されなくなり、ヒトの細胞は育たなくなります。細胞が育たないと、カラダを動かす筋肉も、キレイな肌も、髪も育たないことになるので、美養にとってもダメージは大きいですよね。

また免疫力をUPすることで知られる、各種”酵素”ですが、酵素自体もタンパク質からできているので、様々な病原菌やウイルス、アレルギーを撃退してくれる免疫も働かなくなり、冷えが原因で病弱なカラダとなってしまうワケです。

酵素には「遺伝子修復酵素」という遺伝子の異常を、正常な形に戻す、最も重要な酵素がありますが、それもカラダが冷えると働かなくなっていきます。

カラダが正常だと遺伝子修復酵素のお蔭でカラダの異常を正し、異常を最小限に減らしてくれます。しかしカラダが冷えると異常な遺伝子が増え、将来の大病へとつながるかもしれないのです。

残念ながら、「カラダを温めれば全て解決する!」 とは言い切れません。

  • カラダを温める作用のある野菜類や香辛料を毎日の食事に取り入れる。
  • シャワーで済ませず、湯船につかる。
  • ウォーキングやラジオ体操など無理のない簡単な運動を取り入れる。
  • 就寝時に湯たんぽを取り入れる。
  • ひざ掛けやレッグウォーマー、腹巻を使用する。

など日常生活で、冷え性を防ぐ、工夫やヒントはたくさんあるものです!

カラダを温める野菜の特徴は、

  1. 寒い地方で採れるもの、または秋・冬・初春が旬の野菜
    小松菜、菜の花、アスパラなど
  2. 色が黒っぽい、または色が濃いもの
    野菜ではありませんが、黒ゴマ、黒豆など
  3. 地下で育つもの
    蕪、れんこん、大根、にんじん、生姜、山芋などの根菜類
  4. 水分が少ないもの、乾燥させたもの
    ドライフルーツ、乾燥野菜など
  5. 辛さのあるもの
    ネギ類、にんにく、生姜、唐辛子、ターメリック、山椒、わさびなど

毎日の冷え性対策メニューのお献立材料に、お役立てくださいね。