昨日の記事で「寒くてヨワヨワしい冷え性と改善食」をご紹介しましたが、本日は、食べると即、エネルギー補給につながる”さつまいも”を使ったレシピをご紹介します。
同じく冬が旬の柑橘”伊予柑”と一緒に甘煮にしました。さわやかで甘酸っぱい「さつまいもの甘煮」は、冷え性対策と共にビタミン補給にも!
本日の野菜のお話しは「さつまいも」です。
さつまいもは、消化がゆっくりと進み、豊富な食物繊維が、腸内をゆっくりと移動しながら、腸壁などにへばりついた老廃物をお掃除してくれるので、美腸作用が望めます。
腸がキレイになると、自然と血の巡りもよくなり、貧血や冷え性などの予防・改善にもなるでしょう。
また、さつまいもは加熱するとデンプンに変わり、食べると即、エネルギーとして活用できるので、基礎代謝力もUPし、カラダを動かす源にもなるでしょう。
加熱した時に発生するデンプンは、同時にビタミンCを包んで消失するの守ってくれます。さつまいもに含まれるビタミンCが加熱に強い!というのは、このようなカラクリがあるからなのです。
ヨワヨワしい冷えにエネルギー補給♪さつまいもと伊予柑の甘煮
【材料】2~3人分
- さつまいも 2本(約400g)
- 伊予柑 1個
- 水 500cc
- 砂糖(ラカント/てんさい糖/はちみつなど) 大さじ4~5
*甘さは好みで調節してください。
【作り方】
- さつまいもは、皮を残したまま、一口大の乱切りにする。その後、よく水洗いしてアクを抜いておく。
- 伊予柑は4枚の輪切りにし、その後十字に切ってイチョウ型にしておく。そのうちの4枚(輪切り1枚分)を飾り用に残しておく。
- 大き目のお鍋に、さつまいもと水を入れて、中火で10分ほど煮る。(必ず水から煮ること)
- 3のお鍋に、伊予柑と、砂糖を入れ、さらに中火で10分間煮込む。アクはていねいにすくっておく。
- さつまいもに竹串を刺し、スーッと通れば火を止め、1時間以上常温で寝かし、味を浸み込ませる。
- お皿に盛り、飾り用の伊予柑を添えて出来上がり。
【美養効果】
伊予柑で煮込んださつまいもの甘煮は、煮汁もシロップとしてトーストやパンケーキにかけると美味!甘味料に白糖を使用しなければ、美養おやつとして罪悪感なく甘いものがいただけますね。
おかずとしても、おやつとしても活用できるので、耐熱容器に入れて、常備しておくと便利です。
伊予柑は、他の柑橘類に比べると酸味が弱く、甘味が強いのが特徴です。ヨワヨワしい冷えタイプの方は、総じて元気のないことが多いので、疲労回復効果が期待できる伊予柑で、気分もシャッキリとさせておきましょう。同時に血の巡りもよくし、さつまいもとダブルでビタミンCも補給できるので、美肌効果も望めるでしょう。
冷え性の改善と共に、美腸作用、美肌作用、疲労回復と、何かとおトクな美養要素が詰まった逸品です。ぜひご活用くださいね。