昨日の記事で「寒いのにタプタプする冷え性と改善食」をご紹介しましたが、本日は、食物繊維がた~っぷりの2種類きのことごぼう、大根を使ったレシピをご紹介します。
本日の野菜のお話は「きのこ」です。
「きのこ」とは、しいたけ、しめじ、えのきたけ、エリンギ茸、舞茸、なめこetc..などの総称で、正式には野菜類ではなく菌類となります。原木などにきのこ菌がはびこって、傘のある物体に成長したもので、種類によっては毒性を持ち、食用には向かないものもあります。
きのこには食物繊維や旨味成分のグルタミン酸などが含まれ、自然界に生息するものなので、野菜のように扱われています。
種類によって、含まれている成分が違いますが、共通して、脂肪燃焼作用のあるキノコキトサン、旨味成分のグルタミン酸、脂質や糖質の代謝を助けるビタミンB群、カルシウムの吸収を助けるエルゴステリン(体内でビタミンDに変化)などが含まれます。
体脂肪でタプタプする冷えに♪きのこと大根の温サラダ
【材料】2~3人分
- お好きなきのこ 400g分(写真はしめじとエリンギ)
- ごぼう 100g
- 醤油 大さじ4
- 酒 大さじ4
- みりん 大さじ4
- ごま油 大さじ2
- 大根おろし(水気を搾る) 100gほど
- 青のり 適量
【作り方】
- きのこは、しめじなどいしずきがあるものは、取り除いてバラしておく。エリンギなど大きなきのこは、しめじなどの大きさに合わせてカットしておく。ごぼうは、皮をこそげ落とし、キノコ類の長さに合わせて千切りにする。
- フライパンにごま油をしいて、1のきのことごぼうを中火で3分ほど炒める。
- 2に醤油、酒、みりんを入れ、蒸し焼きにする(約3分)。
- 大根はすりおろして水気を搾り、耐熱皿に入れてラップをし、500Wの電子レンジで1分だけ加熱して温めておく。
- お皿に2を並べ、4の温かい大根おろしと青のりをトッピングして出来上がり。
【美養効果】
大根おろしを温める!? という概念はないかもしれませんが、少し温めるだけで甘味がでて、冷え予防の食材となります。大根は生のままだとカラダを冷やす懸念があるので、こと、冷え性対策には、大根おろしも、短時間加熱で使うのがオススメです。加熱しすぎると、水分が飛び過ぎてカピカピになるのでご注意!
きのこと一緒に炒めたごぼうは、野菜の中でも食物繊維の含有量がトップクラスです。イヌリンなど、整腸作用のある成分もあるので、体脂肪でタプタプしているタイプの方にはオススメ野菜です。
きのことごぼうのソテーは少し味付けを濃くしているので、保存食として冷蔵庫でストックできます。温かい大根おろしをプラスすると、味の調和が取れて、さっぱりといただけます。ご飯にかけて丼にしたり、うどんやパスタ、パンのトッピングとしても使えます。
濃厚なきのこのソテーとサッパリ大根おろし(温)で余分な水分と脂肪排出の手助けとなるでしょう。