今週のお題「冬の寒さ対策」
昨日の記事で「寒くてダルダルする冷え性と改善食」をご紹介しましたが、本日は、ヤル気をUPして冷静を誘う香味野菜で作るレシピをご紹介します。ニラの白和えと鯖の生姜焼きです。
本日の野菜のお話は「ニラ」です。
ニラはユリ科ネギ属の植物で、独特の辛味成分は硫化アリルやアリシンです。ネギや玉ねぎ、にんにくの辛味成分と同じものですね。
日本では『古事記』に記述があることから、古くから食べられていたようですね。
ニラに含まれるアリシンは、ビタミンB1が腸内で吸収され、利用率が高まるお手伝いをし、殺菌作用や、エネルギー代謝を高めて、カラダを温める作用があります。そしてスタミナ野菜としても知られ、ヤル気がなく、ダルさが抜けきらない時のスタミナ補給にも適している野菜と言えるでしょう。
寒くてダルダルする冷えに♪ニラの白和えと鯖の生姜焼き
【材料】2人分
- ニラ 1/2束
- 木綿豆腐 1/2丁(少量パック1パック)
- 砂糖(ラカント/てんさい糖) 大さじ1
- 白すりごま 大さじ3
- 淡口醤油 小さじ1
- 塩 2つまみ
[鯖の生姜焼き] - 鯖 2切れ
- 砂糖(ラカント/てんさい糖) 大さじ1.5
- 醤油、酒、みりん 各大さじ1.5
- すりおろし生姜 大さじ1
【作り方】
- ニラは軽く茹で、5cmほどの長さに切りそろえておく。木綿豆腐は濡らしたクッキングペーパーかさらし布に包んで、水気をよく搾っておく。
- ボウルに豆腐と他の調味料類を入れてよく和え、その後ニラを加えて和えたら出来上がり。
- 鯖はフライパンかグリルで両面こんがりと焼いておく。鯖以外の調味料を小鍋に入れて火にかけ、アルコールを飛ばして、半量ぐらいまで煮詰める。
- 焼きたての鯖に3のタレをかけ、お皿に盛り、2のニラの白和えを添えて完成。
【美養効果】
ダルダルする冷え性の方は、胃腸の機能が低下していることから、ヤル気の低下、ダルさが抜けきらず、結果、冷え性につながっている可能性があります。
鯖は、アラキドン酸などの成分が胃腸の機能を改善し、脳を活性化する作用も期待できるので、このタイプの冷え性の改善食にはピッタリと言えるでしょう。
また、鯖は青背魚なので、DHAやEPAといったオメガ3系の脂肪酸も含まれるので、集中力UPも望めます。同時に、余分なコレステロールなどの排出も促してくれるので、体内のデトックスにもいいでしょう。タレは生姜を使い、温め作用をプラスしています。
ニラの白和えと共に、心身共に、シャッキリとさせ、ダルダルした気分から解放されると、冷え性も改善されていくでしょう。