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毎日のプチ断食習慣で、腸と脳をクリーンに!

「春のプチうつ」はナイアシン不足?ヤル気、集中力を取り戻す食べ物

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桜はもう終わりに近づいてきましたが、春らしい気候になってきましたね。世間では春色のお洋服やメイクなど女性なら気分も華やぐ季節かもしれません。

しかし、そういうことに一向に興味が持てず、メイクをするのも面倒、そして食べ物に気をつけること自体も面倒…ということはないですか?これは「春のプチうつ」の前触れかもしれません。

ヤル気がおきないのはなぜ?

春は新しく習い事を始めたり、勉強を始めたり、新生活をスタートする時期ですが、いざ始めようとするとヤル気が起きないことがあります。それだけでなく、今まで大好きだった趣味に突然あきてしまったり、通うのがおっくうに感じられ、なぜか休みがちになって、そのまま辞めてしまうケースも出てきます。「ヤル気がない」「持続力がない」といえば、それまでですが、これは本人の意思や性格ではなく、日頃の食生活での栄養不足が影響しているかもしれません。その栄養素はビタミンB群の1種「ナイアシン」です。

栄養系の勉強やお仕事をされている方は、そう珍しくない栄養素ですが、一般の方にはあまり聞き慣れない栄養素かもしれませんね。近年、精神疾患の研究で注目を集めている栄養素でもあります。

ナイアシンとプチうつの関係

カナダの精神疾患研究のあるデータによると、砂糖中毒や小麦粉製品を好んで食べている人に精神疾患を患うケースが多く、その患者さんたちに「ナイアシン」を与えると、90%近くの人が正常に戻る可能性が高い、とされています。

ナイアシンはビタミンB群の一種で、順番からいくと「ビタミンB3」となります。ビタミンB群は、1種だけ摂取してもさほど効果が望めず、他のビタミンB群と一緒に摂ると、連携プレーで効果効能が高まる可能性があります。糖質、脂質、たんぱく質の三大栄養素の代謝を促す役割があり、ダイエット効果が望めるビタミンでもあります。

またナイアシンは、アミノ酸の1種トリプトファンと一緒に神経や脳機能を正常化する働きが期待できるので、ヤル気UPや精神安定につながると考えられています。脳機能や神経も、体内の細胞が関わってきますが、その材料はたんぱく質です。たんぱく質とナイアシンを一緒に摂ることで、脳などの細胞や粘膜を始め、他の器官や肌の細胞や粘膜の健康も守るので、カラダ全体に元気を取り戻せそうですね。

ナイアシンが摂れる食べ物

  1.  肉類
    ラム、馬肉、鶏肉、レバー全般
  2. 魚介類
    カツオ、さわら、かんぱち、ウニ、とびうお、鮭、たらこ、鯛、いわし、たちうお、かに、ぶりなど
  3. きのこ類
    舞茸、なめこ、エリンギ、ひらたけ、えのきたけ、松茸など
  4. 野菜・果物・穀類
    ブルーン、ごま、とうもろこし、大豆、そらまめ、グリーンピース、小豆、雑穀類、全粒粉、玄米、蕎麦など

肉類や魚介類、豆類はナイアシンと共に、たんぱく質も一緒に摂れるので便利ですね。それに、今から旬を迎えるそらまめやグリーンピース、きのこ類を一緒にいただくと、「春のプチうつ」予防になるでしょう。

春は気候がいい、と思われがちですが、1日での寒暖の差もあり、自律神経が参りやすく、プチうつになりやすい季節です。体力も消耗しがちなので、カラダのダルさやヤル気のなさは、一刻も早く、美味しい食生活で回復しておきましょう。