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女性の6大不調Vol.2「首こり」予防に魚を食べよう!

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「肩こり」と「首こり」部位が違いだけにセットで痛くなると辛いですよね。首こりは平均5kgもあるという頭部を支えているので、パソコンやスマホを見る時に、前のめりの姿勢をとり続けると、首こりになりやすくなります。首には脳と身体を結ぶ大切なリンパ類が密集しているので、首こりがひどくなると頭痛の原因になったり、精神不安に陥ったりと何かと重要な部分です。

さて、女性が不調だと感じる要因は6つあると、昨日の記事でお伝えしましたが、以下の通りです。

  1. 肩こり
  2. 首こり
  3. 目の疲れ
  4. 腰痛
  5. むくみ
  6. 便秘

本日は「首こり」の発生機序と予防・改善につながる食べ物をご紹介します。

「首こり」はなぜ起こる?

首は常に平均5kgもの重い頭を支えているので、悪い姿勢になると、すぐに首への負担が増して「首こり」につながります。

この悪い姿勢が引き金となって、血流が悪くなる、あらゆる部位の筋肉が酸素不足になる、乳酸などの疲労物質がたまり首の周りに痛みが生じる、などして「首こり」となります。

特に首周辺の血管は「椎骨動脈」と呼ばれ、脳に血液を送る重要な血管です。首周辺の血流が悪くなると、脳への酸素供給も低くなって、首こりだけでなく、頭痛、集中力の低下、めまい、不眠、イライラ感などの症状がでやすくなります。このような状態が長く続くと、「脳梗塞」の懸念が出てくるので注意が必要です!

首が痛くなったら、時々首を回して、リラックスさせればいい!?と単純に考えているだけだと、重症化した時に、さらに辛い思いをすることになるかもしれないのです。

成人の頭部の平均的な重さは5kg前後と言われていますが、日本人は、欧米人と比べて、小柄なため、首回りの筋肉の負担が大きいと考えられています。

また、悪い姿勢で、骨格自体にゆがみが生じて、首こりになりやすいケースもあります。首こりがひどい方は、マッサージや整体だけでは治りにくいため、整形外科での受診も視野に入れておきましょう。

「首こり」を軽減・予防する食べ物

「首こり」び原因も様々ですが、首周りの筋肉が硬直し、首を支える骨にも何らかの異常が出ているため、痛みが生じているので、いずれにしても、リンパの流れをよくする食べ物を補っておく必要があるでしょう。

「肩こり」同様、疲労物質の乳酸はスイーツなど糖質のとりすぎで産生されるので、甘党の方はお菓子やパンの食べ過ぎに注意しましょう。近年、コンビニでも「糖質オフスイーツ」と題して、バームクーヘンや、シュークリーム、パン類などが買えるようになりましたね。適宜利用して、乳酸の産生を抑えておきましょう。

リンパの流れをよくする食べ物は、「首こり病」の治療食として挙げられているDHAやEPAを多く含む魚介類です。特に青背魚(いわし、さば、あじ、あゆ、さんまなど)と鮭、まぐろ、かつおなどです。

他に、緑黄色野菜から摂れるβ-カロテン(体内でビタミンA)、ビタミンE、ビタミンCなども挙がっています。

こと、「首こり」に関しては、魚と緑黄色野菜をしっかりと食べるのが良さそうですね。

日本人は近年、魚離れが進み、魚の摂取量も年々減少傾向です。それが影響しているというデータはありませんが、首こりの不調を訴える女性が多いのもその辺りの食習慣が災いしているのかもしれません。

冷えなどに関しては肉食も大切ですが、魚を食べる機会を減らしてしまうと別の不調が出てきます。1食のうちで肉も魚も少量ずつ摂る、昼と夜で主菜(メインディッシュ)を交互に肉と魚にする、1日おきに取り入れる、など工夫して、まんべんなく補うようにしましょう。そして緑黄色野菜も忘れずにプラスしましょう。