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アボカドは世界一栄養価の高い植物!一緒に摂ると効果が倍増する栄養成分とは?

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アボカドは世界一栄養価の高い植物としてギネスブックにも登録されていることは、あまりにも有名ですよね。油分が多くカロリーは高いのですが、その脂質は、太るものではなく、逆に体内で脂肪を燃焼させる作用があるので、ダイエッターの間でも人気が高まりました。

美肌効果が望める栄養成分も多く含まれるため、美容や健康に関心の高い人は毎日アボカドを食べているかもしれません。

単品で食べるだけでもアボカドの健康作用は優れていますが、近年の研究で、一緒に摂ると効果が倍増する栄養成分がわかってきました。

トマトとにんじんを一緒に食べるのが吉?

アメリカのオハイオ州立大学の研究で、アボカドをトマトやにんじんと一緒に食べると、それらに含まれるβ-カロテン吸収が高まることがわかりました。

トマトやにんじんは緑黄色野菜に分類されるため、β-カロテンの含有量が高いですね。β-カロテンは体内でビタミンAに変わり、皮膚粘膜をはじめ、各臓器の粘膜を丈夫にするので美肌や健康作用に欠かせない栄養成分です。それには脂質が必要とされており、アボカドの豊富な油分がそれを手伝っているとのこと。

研究では、健康な男女12人に2週間、トマトとにんじんをアボカドと一緒に食べてもらいました。トマトをアボカドと一緒に摂取した場合、β-カロテンのカラダへの吸収は、単品でトマトを食べた時と比べて、2.4倍に。そしてビタミンAの変換率は4.6倍にも跳ね上がったのです。同様ににんじんでは、β-カロテンの吸収は6.6倍、ビタミンAの変換率は12.6倍にも! ※参考:Journal of Nutrition(2014.06.04; jn.113.187674)

めずらしい食材ではなく、近所のスーパーで買える野菜たちなので、試す価値はありそうですね。

世界一を誇るアボカドの栄養価とは?

アボカドは、脂質が多く、カロリーも高いのですが、その脂質が体内の余分な脂質を燃焼してくれるので、ダイエット食として注目されています。またダイエットや肌荒れの原因の1つとなる糖質やコレステロールなど、懸念成分が入っていないのも魅力のようです。

美容液成分として有名な「コエンザイムQ10」、そしてシャンプーなどでお馴染みの美髪成分「パントテン酸」も多く含みます。美容に関心のある方に指示される理由もわかりますね。

トマトとアボカド、そしてにんじんとアボカドを一緒に食べるだけで抗酸化成分であるビタミンAが体内で生まれやすくなるので、日常のメニューにも加えていきたいですよね。簡単アレンジレシピも以下にご紹介いたします!また、β-カロテン(体内でビタミンA)はかぼちゃ、ほうれんそう、オクラ、モロヘイヤ、小松菜など他の緑黄色野菜にも含まれるので、それらもアボカドと一緒に食べると、体内でビタミンAの変換率がたかまるでしょう。

トマト×アボカドの簡単レシピ

  • トマトを使ったイタリア料理やピザなどにアボカドをトッピングしてみましょう。太りやすいメニューだけにダイエット作用が高まるかもしれません。
  • トマトとアボカドをサイコロ型にカットし、サラダやご飯のお供に!
  • モツァレラトマトにアボカドをプラス。

にんじん×アボカドの簡単レシピ

  • すりおろしたにんじんに、オリーブオイル、ビネガー、塩コショウを入れてドレッシングにし、縦半分にカットして種をくりぬいたアボカドの空いたスペースに、入れてアボカドの姿をそのまま楽しむサラダに。
  • スティック野菜(にんじんを入れる)のソースに、ペースト状にしたアボカドを。アボカドはビネガーやにんにく、塩コショウで味を整えるといいでしょう
  • ボウルにくりぬいたアボカドを入れ、みじん切りにした玉ねぎとニンニク、塩コショウを入れて練り、お肉や魚料理のソースに。トマトやニンジンを付け合せにしましょう。

アボカド、トマト、にんじんの千切りの3つを揃えて、冷やし中華や、そうめんなどのトッピングにしてもいいですね。

またカレーはベースにトマトが使われていることが多く、具ににんじんを入れ、アボカドをトッピングすれば3つ一緒に摂れますね。

夏になると日焼けなどで肌が傷み、そして梅雨時期は不調も招きやすいので、虚弱体質になりがちです。体内の粘膜を健康に保つビタミンAが補強されれば、肌も体力も回復しやすいでしょう。アボカド+β-カロテンを含む緑黄色野菜で梅雨や夏の不調を乗り切ってください。