ナッツ類の健康や美容効果がいろいろ特集されていますが、ピーナッツもその1つ。ピーナッツは、ピーナッツバターや、チョコレート、そしてタイ料理ではトッピングとして使われるなど、用途も様々です。
ピーナッツの栄養成分として注目なのは、やはり亜鉛ですね。なじみのあるピーナッツには一体どんな秘密があるのでしょうか?
ピーナッツの栄養で注目は亜鉛
亜鉛は、タンパク質と結合した形で存在し、200種類以上もの酵素の構成成分となります。ピーナッツは油分が多いイメージがありますが、ナッツ類には植物性タンパク質も含まれています。そこに亜鉛が存在しているのですね。
また亜鉛には細胞を新しく生まれ変わらせる働きがあるので、細胞レベルでアンチエイジングが望めるでしょう。そのため、傷がある場合は治りが早く、そして育毛作用や免疫力が弱った細胞を強くする働きも期待できます。
そして亜鉛には耳や舌の働きにも関与することから、不足すると味覚障害になったり、聴覚に影響が出ることもあります。
妊活の際は、男女共に不足してはいけない栄養素ですし、女性は肌荒れや貧血を引き起こす懸念も出てくるので、不足しないよう注意しておきましょう。
ピーナッツの1日の適量は?
ピーナッツは、アレルギー食品としても注意が促されている食材なので、あくまで、上記の内容はピーナッツアレルギーのない人はご参考にしてくださいね。
アレルギーさえなければ、ピーナッツの1日の適量は、20粒から多くても30粒でストップするようにしましょう。小粒なので、ついつい食べ過ぎてしまいますが、やはり高カロリー!食べ過ぎると脂質過多で顔や背中のニキビなどの原因になります。
しかし適量をまもれば、美容効果もばっちり取り込めるので、味方につけておきましょう。
ピーナッツのオススメの食べ方
- 購入の際は、バターピーナッツや加塩のものは避け、なるべく皮付きで無塩のものがいいでしょう。また殻付きなら、食べる時にやや面倒ですが、間違いなくバターなどの油分で加工されておらず、無塩で、生なので、栄養成分が高い状態でいただけます。
- ピーナッツはそのままだと、美味しいので、食べ過ぎてしまうこともありますね。ピーナッツをトッピングした代表的なタイ料理「ソムタム」のように、適量をお料理にかけるのがオススメです。サラダにもいいでしょう。
- 機能性表示食品やヘルシースナッキングなどで、ピーナッツ入りの美容おやつは多く登場していますね。それらを利用すると適量が守れるでしょう。
- ピーナッツペーストは、無糖無塩のものを!
ピーナッツバターやペーストは、お砂糖がたっぷりと含まれているものが多いです。しかし一般のスーパーでも無糖タイプのものが手に入るので、パッケージをよく見て購入しましょう。
パンに塗る場合はつけすぎないよう、大さじ1杯程度にとどめておきましょう。 - ゴマの代りにピーナッツを
ほうれん草のゴマ和えや、冷やし中華、しゃぶしゃぶのタレなど、ゴマを使う料理の和え衣やタレをピーナッツにチェンジしてみましょう。そういったお料理と相性がいいですし、ピーナッツや無糖のピーナッツペーストの適量分が摂りやすいです。
近年、ガーデニングとしてベランダ菜園や家庭菜園で落花生を育てるのもはやっているようですね。自家製ピーナッツなら、小さなぜいたくも味わえて楽しみが増えるでしょう。