夏になると、生で食べやすい”きゅうり”が時短レシピとして
大活躍しますね。
そんな、きゅうりを使った時短レシピ「やみつききゅうり」が
昨年(2016年)の夏あたりから人気急増中です!
人気の秘訣や、気になる栄養や効能はどうなのでしょうか?
やみつききゅうりとは?
お弁当の定番として、”きゅうりの塩もみ”がありますが、
「やみつききゅうり」が定番になっていきそうです。
乱切りにしたきゅうりに、お好みの量の塩昆布を入れて
混ぜるだけです。
塩昆布はメーカーによってはゴマが入っているものもあるので、
筆者はゴマ入りの塩昆布で和えるのがお気に入りです。
レシピは考案者によってさまざまですが、
きゅうりと塩昆布を使うこと
がこのレシピの暗黙のルールのようですね。
すぐに食べてもいいですが、筆者は、ジップロックに入れて、
きゅうりと塩昆布を、もんでから、一晩寝かしています。
野菜は、きゅうりに限らず、食塩を入れた状態で密封し、
一晩置くと、乳酸菌が産生される。
という特徴があるので、
せっかくなら乳酸菌を産生してほしいなぁと
思うからです。
やみつききゅうりの栄養や効能は?
やみつききゅうりの材料から筆者なりに分析してみると、
きゅうり、塩昆布、ごま
これらが組み合わさると、
以下のような栄養や効能が考えられます。
まず、きゅうりの特徴は90%が水分で構成されており、
カリウムが豊富です。
ビタミン類はわずかに含まれる程度ですが、
その水分が、食品からの水分補給になることです。
塩昆布には文字通り、塩分が含まれるので、
カラダが必要とするナトリウムが補給できます。
塩分は高血圧などで摂りすぎないよう注意が必要ですが、
こと、脱水症状や熱中症では、程度の塩分が必要です。
そして昆布はミネラル類が豊富です。
きゅうりの足りない栄養成分も補ってくれるでしょう。
やみつききゅうりは熱中症対策にも!?
きゅうりには水分が多く、
それに塩昆布に含まれる塩分が加わると、
脱水症状で注意が促されている、
「水分と一緒に塩分も取りましょう」
という国の注意喚起が実現できますね。
体内の水分はカリウムとナトリウム(塩分)で、
バランスよく保たれているので、
きゅうりのカリウムと塩昆布からのナトリウムで、
熱中症の予防食になると考えられます。
この食べ方なら1人で、きゅうり1本が楽々と完食できて、
文字通り、やみつきになりそうです。
塩昆布は、冷蔵庫の片隅で忘れ去られていることが多いので、
きゅうりと一緒に、今夏は大活躍させましょう。