おやつや間食に枝豆を食べ、
スイーツを食べるクセを治すという枝豆ダイエットが
にわかに注目されています。
ただし、枝豆に塩をふることはタブーだそうです。
どういう内容のダイエットなのでしょうか?
枝豆とは?
ビールやお酒のおつまみのイメージが強い枝豆。
嫌いな人を探す方が大変なぐらい、
子どもから大人まで、人気のある豆類ですよね。
栄養学的には、枝豆は野菜類に分類されますが、
マメ科ダイズ属の植物で、
大豆が熟す前に、青いさやごと収穫されたものです。
大豆との違いは、熟す前に収穫するので、
ビタミン類やミネラルが豊富な点です。
たんぱく質量は大豆とほぼ同じ。
大豆はたまにアレルギーの出る人がいますが、
枝豆も基本、同じなので、
大豆アレルギーの方は控えてくださいね。
枝豆ダイエットとは?
ダイエットの際、おやつや間食は厳禁!
というイメージがありますが、
今までの習慣を断ち切るのは難しいものです。
そこで、おやつや間食を全て枝豆に置き換えてしまうのが、
枝豆ダイエットという新発想!
たいてい、おやつグセのある人は、
甘いものではなくても、
何か食べればストレスを感じないので、
カラダによく、なじみがあり、
誰もが美味しいと感じる枝豆なら
ダイエットの成功率も高くなるようです。
考案者は薬剤師さんということもあって、
枝豆の栄養成分がカラダの構成に活かせる利点が
いかされているのも嬉しいダイエットです。
枝豆は筋肉に必要な栄養が揃っている
枝豆をおやつや間食に取り入れるには理由があります。
朝昼晩、3度の食事から、
人間の筋力をつけるのに必要なたんぱく質を摂るのは難しく、
特に女性は、1日のたんぱく質量が足りていないことが多いですね。
そこでおやつや間食に枝豆を取り入れると、
足りないたんぱく質を補ってくれるというわけです。
ダイエットの際、ほとんどの人が
体重計に乗って、体重が減ると一喜一憂していますが、
たいていの場合、肝心の脂肪が減らず、
筋力が落ちています。
しかし真のダイエットは、筋力を保ち、
脂肪を落とさないと意味がないのです。
その点、枝豆を取り入れてダイエットすると
今までおやつや間食で食べていた
スイーツなどの糖質や脂質が抑えられるので、
筋力を保ちながら脂肪を落としてくれるのです。
枝豆は脂肪燃焼や血流改善作用も期待できる
枝豆はダイエットの際に必須となる、
脂肪燃焼を促すビタミンB群が豊富です。
そして植物性たんぱく質で
1日のたんぱく質量が増えるので、
体脂肪が減少し、BMI値も減る傾向にあるようです。
また枝豆は、β-カロテンも豊富な緑黄色野菜で、
ビタミンCも含むので、
抗酸化作用なども期待できます。
夏は紫外線による活性酸素で、
肌も体内もダメージを受けやすいので、
その点でも、枝豆は嬉しい味方となってくれそうですね。
冷凍枝豆や市販の枝豆は塩抜きを
夏場は、野菜売り場に枝豆が売っているので、
ご自宅で塩抜きで茹でればいいですが、
お惣菜売り場や冷凍の枝豆をいただく場合は、
予め、塩分が含まれています。
そういう時は、ボウルに塩茹で枝豆を入れて、
水をはり、10分ほど置いて塩抜きをしてから利用しましょう。
枝豆ダイエットの1食分は手のひらに乗る程度
塩なし枝豆を、一度に食べる量は、
手のひらに乗る程度が適量です。
寝る前1時間を除けば、
基本的に制限はないようです。
いつものおやつの時間や、
間食をしてしまう時間帯に、
枝豆をいただきましょう。
食事制限など、難しいダイエットではなく、
いつものおやつや間食を枝豆に置き換えるだけで、
甘味依存症なども治るかもしれません!?
ビールのおつまみはもちろん、おやつにも枝豆を取り入れて、
ポッコリお腹とサヨナラしたいですね。