暑さが本格化してくると、
食欲のない日もありますが、
その反動で食欲が旺盛になる日もあり、
自分でも困ることがあります。
みなさまはいかがでしょうか?
食欲がなくなったり、
旺盛になったりするのは、
いくつかのホルモンの仕業です。
本日、お昼の記事の「耳つぼダイエット」のお話を
ご紹介しましたが、
この記事では主に食事面から
食欲をコンとルールできる方法をお伝えします。
なぜ食欲が止まらなくなる時があるの?
ストレスや睡眠不足、
また満腹になるまで食べる習慣がある人は、
胃から「グレリン」という成分がどんどんと分泌され、
「デザートは別腹!」といわんばかりに、
食欲が止まらなくなってしまいます。
ビュッフェ(バイキング)などの食べ放題で、
貪欲に食べてしまうのがこれにあたります。
また女性に多い「低血糖」という、
血糖値が低すぎる状態も、
脳にあるタンパク質の1種「オレキシン」の分泌がさかんになり、
食欲が出すぎてしまう場合があります。
食欲を抑えるベスト3成分とは?
- レプチン
レプチンは、食欲を旺盛にしてしまう
グレリンやオレキシンの分泌を抑え、
食欲をセーブしてくれる成分です。
脳の「満腹中枢」と呼ばれる視床下部に、
「お腹がいっぱい!」とサインを送ります。
食後20分ほど経つと、
脂肪細胞に脂肪が吸収されますが、
その時に分泌されるホルモンとなります。
レプチンのサインが脳に伝わりやすくするために、
腹8分目を心がけてみましょう。 - クエン酸
お酢や柑橘類から取れる成分として有名ですよね。
ドレッシングや酢の物メニューに含まれるので、
食事の時は、サラダや野菜の酢の物から食べると、
「ドカ食い」となるのを防げるでしょう。 - ナリンギン
柑橘類からとれるポリフェノールの1種です。
食前に柑橘類を食べると食欲が抑制されると考えられています。
ただし、柑橘類はソラレンという紫外線を吸収しやすい成分も
同時に含むので、日中のお出かけ前の摂取は控え、
帰宅後に食べるといいでしょう。
食欲を抑えてくれる食べ物
- 柑橘類全般
- ビネガー類
米酢、ワインビネガー、黒酢、穀物酢、りんご酢など - 梅干し
- フルーツ
りんご、メロン、桃、パイナップル、キウイ、イチゴ、ブルーベリー
フルーツをデザートではなく、
食前に食べるだけでも、効果が期待できそうですね。
フルーツはドライフルーツだと糖質が高くなりますが、
ドライトマトなどのドライ野菜などだと
油で揚げていないですし、
食物繊維や旨味が楽しめるでしょう。
「耳つぼダイエット」の他、
青い食器やテーブルクロスを使うと、
食欲がセーブできると言われています。
できる範囲で取り入れてみましょう。