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ポン酢の世界は奥が深い!その歴史や栄養・効能は?

ポン酢はミツカンさんのベーシックなものが有名で、
どこのご家庭にもある、といっても過言でないぐらい、
定番の調味料ですよね。

お酢がベースなので、
夏バテ対策にもなるクエン酸も補えて便利ですね。

そんな日本の食卓には欠かせないポン酢ですが、
実は原産国はオランダのようです!

ポン酢の歴史、そして気になる栄養や効能などを見ていきましょう。

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ポン酢の歴史

ポン酢は江戸時代にオランダ商人から伝わったという記録があり、
『PONS』という名で、
オランダ人が夏の疲労回復に飲んでいたお酒だったそうです。

江戸時代の蘭学者が記した『中陵漫録』という書物の中に、
二合の酒に酢と砂糖を混ぜて飲んでいた、
という記述が残っているそうです。

長崎では、当時のオランダ人から伝わった
『PONS』に由来して、
長崎の郷土料理「卓袱(しっぽく)鍋」
のつゆに必ずポン酢がつくようになったそうです。

また福岡では「博多の水炊き」でお馴染みです。

いつの間にか時代の変遷なのでしょうか?
日本ではお酒としてではなく、
アルコール分を飛ばし、
『PONS』は調味料として利用されるようになったそうです。

1964年にミツカンが発売するまでは、
長崎や福岡の郷土料理で堪能できる程度でしたが、
その後、国民に愛され、定番調味料となりました。

ポン酢の栄養・効能は?

江戸時代当初から、
オランダ人が夏の疲労回復のために愛飲していたのは、
お酢に疲労回復効果があるのがわかっていたからでしょうか?

日本の医学は蘭学の影響が大きいともいえるので、
まだ「クエン酸」としての発見がなされていなくても、
オランダでは研究されていたのかもしれませんね。
※筆者個人の考えでは実際はわかりません。

一般に、ポン酢は柚子、レモン、カボス等の柑橘類の果汁とお酢、
そして醤油や塩、砂糖等を混ぜ合わせた混合調味料です。

昔から長崎や福岡の郷土料理で使用されている本来のポン酢は、
柑橘類の果実と酢だけで作られていました。

しかし現在市販されているポン酢は、
保存性を高めたり、品質の安定化や衛生面から、
醤油や甘味料、食品添加物などが含まるようになりました。

栄養面としては、
柑橘類やお酢に含まれる核酸が、
体内でクエン酸に変わり、
疲労回復作用が期待できます。

クエン酸は他に、脂肪燃焼作用もあります。
BMI値が気になる方にもいいでしょう。

柑橘類が使用されているポン酢なら、
ビタミンCが含まれていることもあります。

 

近年は国をあげてのメタボ対策の影響で、
塩分や糖質を控えた商品が多く出回るようになりました。

ポン酢にも糖質や塩分が控えめなもの、
そして化学調味料や食品添加物が無添加なものも登場しています。

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スーパーで気軽に買えるポン酢もいいですが、
各地の名産品の無添加ポン酢なら、
カラダに優しいかもしれませんね。

ポン酢は冬のお鍋の他に、
夏なら、サラダや冷しゃぶ、おろしハンバーグ、冷麺などに活用できます。

一般のスーパーでも、ポン酢の種類が増えています。
「無添加」や「糖質・塩分控えめ」など、
お好みの製品を探してみましょう。