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毎日のプチ断食習慣で、腸と脳をクリーンに!

「脂質」の摂り方でボディラインと美肌が決まる!?

「脂質」と聞くと、ダイエットや美肌にはよくないもの、と思っている方も多いでしょう。
しかし、しなやかな体型や女性全体の柔らかい肌質は「脂質」も関係しています。
油ものを食事から抜きすぎると肌がカサカサするのもその一例です。

食べ過ぎるともちろん太りますが、「脂質」の上手な取り入れ方を見ていきましょう。

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脂質を減らすとボディラインやフェイスラインも崩れる?

ダイエットやオイリー肌の改善に、脂質の多い食事を制限するのが常識のようになっていますが、果たして本当なのでしょうか?

食事からの脂質を、急に減らしすぎると、血中コレステロールは確かに下がります。
しかし血中の脂質は、ビタミンAやEなど、皮膚の健康に必要な成分を運ぶ役目もあるので、減らしすぎると、その要素までが減ってしまうのです。

体内の余分な脂質も、メイクのクレンジング料と同じく、同じ油性のものでしか掃除できないので、お腹周りやフェイスラインのぜい肉がスッキリとしないかもしれません。

ビタミンAとEは脂質で活性化する

ビタミンAとEは脂溶性ビタミンなので、油と一緒に摂ることで、体内で活用されやすくなります。

例えば、多くの美容液などに配合される「レチノール」はビタミンAによってヒトの体内で合成されると考えられている美容成分でもあります。

またビタミンEは肌老化を防ぎ、アンチエイジング作用のあるビタミンですね。

脂質を減らした食事だと、この美容にとって強力な味方となってくれる2つのビタミンが肌に届きにくくなるので、くれぐれも脂質をカットしすぎないよう注意しましょう。

揚げ物やスナック菓子、ドーナツなどは食べ過ぎないことが望ましいですが、魚介類や肉類、アボカド、オリーブオイル、亜麻仁油などから良質な油分を摂取しておきましょう。

美容を気にするなら体脂肪率もチェック!

ダイエット中は体重計に乗って、毎日一喜一憂しがちですが、それは体重の数字だけしか見ていないのではないでしょうか?

近年の体重計は体脂肪率や筋肉量も測れるものが多くなっているので、それらの数値も重視するようにしましょう。

体重はそこそこあるのに、体脂肪率が17%以下になると、生理不順や冷え性、イライラ、むくみなどを引き起こし、肌荒れの原因にもなりかねません。

またノンオイルの食事に慣れてしまうと、カラダが飢餓状態が起こったように感知し、少量のものでもカラダに蓄えておこうとするので、逆に太ってしまう場合もあります。

少量しか食べていないのに、太っていくのは悲しいですよね。

 

脂質は、炭水化物とタンパク質と並んで「3大栄養素」と呼ばれるように、カラダには必要なものです。

「ノンオイルドレッシング」などの調味料や、「オイルフリー」と謳った製品はたくさんありますが、「脂質」を敵視していると、顔だけではなく腕や脚、背中などカラダ全体の皮膚が乾燥してしまいます。
またドライアイの症状がひどい方も、食事からの脂質は大切です。

脂質異常症などで医師から脂質の制限を受けている方を除けば、揚げ物は週に1度ぐらい取り入れ、炒め物で使うオイルや肉・魚介類は野菜類と一緒に程度にいただきましょう。