一日一食×読書でダイエット脳を育てるブログ

毎日のプチ断食習慣で、腸と脳をクリーンに!

2018年は毎日10分の運動習慣を!脳機能UPに

「一年の計は元旦にあり」といいますが、もう2018年の計画はお決めになりましたか?
まだ? という方は、毎日10分のエクササイズやストレッチなどの運動習慣を取り入れてみませんか?
先月の年末に、カナダやアメリカの神経学会などから、”軽度の運動が脳機能UPやアルツハイマー予防になる”という研究が続々と発表されています。

受験生は追い込みの時期ですし、最近物忘れがひどい? というビジネスパーソンや高齢者の方にもオススメです。

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10分程度の軽い運動でも確実に脳機能がUP?

カナダのウェスタンオンタリオ大学の研究では、10分程度の有酸素運動を行うだけで、人間の問題解決能力が高まったり、集中力が高まることが確認できました。

20分以上の運動を毎日とりいれる、となると、時間が確保できなかったり、かえってプレッシャーになったりして、毎日の継続が難しくなります。
しかし、10分程度なら、少しだけ意識して、普段の歩行を早足で歩いたり、自転車に乗ったりして実現しやすいため、毎日続けやすいのもポイントです。

研究では、調査対象者を座ったまま雑誌を読んで過ごしてもらうチームと、10分程度のジムのサイクリングマシンに乗ってもらうチームとに分け、その後、認知機能検査を行いました。

視線を追いかける装置を使った検査では、運動したチームの方が反応に正確性が高く、脳の決断能力や認知機能が上がっていることがわかりました。

また運動したチームの人たちは、運動前よりもその能力が勝っていることがわかりました。

単発の実験でこれだけの結果が出るので、毎日続けると、脳機能がUPすることは確実のようです。
※参考:『神経心理科学』2017.11.29

時間に追われて、急ぎ足で移動したり、少し走ったりした後、その後の判断力が、自分とは思えないほど冴える瞬間がありますよね。
こういう時は、追い詰められた判断力ではなく、ちょっとした運動が脳を活性化していたのかもしれませんね。

週に2回程度のエクササイズでも脳機能UP?

アメリカの米国神経学会の報告では、週に2回程度の軽いエクササイズ習慣の実験を行ったところ、対象者はアルツハイマー予備軍の人たちでしたが、半年間の追跡後、思考能力と記憶力が高まっていることがわかりました。

週に2回だけでも、身体活動を行うと、記憶力の改善に役立つとされています。
※参考:『神経学』2017.12.27

物忘れがひどい、記憶力UPを望む人はエクササイズ習慣を!

これらの調査により、日ごろから”物忘れがひどくなった”、”複雑な作業が苦手”、”暗記が苦手”という人たちは、軽いエクササイズを毎日または週2回程度、10分ほど取り入れるだけで、脳機能UPにつながるとのことです。

また記憶障害は重くなってくると、精神科や心療内科にかかることになり、薬が処方されます。
そうなる前に、軽い運動習慣をつけておくと、予防になり、記憶障害が引き金となる、不眠症やうつ傾向の改善や予防としても期待できるとのことです。

エクササイズは食後すぐでもOK?

以前は、食後すぐのエクササイズはカラダに悪いとされていましたが、近年の研究では、食後20分から30分以内にエクササイズを行うと、太りにくい、という発表も出ていますね。

それは、食後すぐに(30分以内)にカラダを動かすと、「GLUT4」というホルモンが分泌され、その働きで、インスリンに頼らなくても、食後高血糖が起きにくくなるのです。

それに伴い、食後しばらくすると襲ってくる睡魔も撃退され、前述の2つの研究のように脳も活性化されるので、仕事や家事、勉強もはかどることになるのです。

 

特にお腹いっぱい食べた後は、太りやすいので、すぐに散歩に出かけたり、軽いストレッチをしたりすると、お正月太り対策となるでしょう。