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新ネギで大人ニキビを改善!青い部分は抗酸化力も

ネギは一年中、収獲される香味野菜の代表格ですね。
昔は冬が旬でしたが、家庭菜園でも育ちやすく、味噌汁、スープ、うどんや蕎麦、ラーメンには欠かせません。
季節によって呼び方も違いますが、3月頃から出回るのは「新ネギ」。
青い部分が柔らかく、薬効作用も高いので、大人ニキビの改善などに期待できるでしょう。

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ネギの青い部分は捨てるもの?

関東圏では、主にネギの白い部分を食べ、青い部分は捨ててしまうことが多いですね。
また使用するネギも、白ネギと呼ばれ、太いものが主流です。

一方、関西圏では、細ネギが主流で青い部分を食べます。
関西で白ネギが食べられるのは、すき焼きや鍋物の具として、そして焼き鳥と一緒にネギ焼きにします。

これは、地域によって、土地の風土が違うので、仕方がないのですが、関東平野は青ネギが育ちにくく、白ネギが多くなったようです。
白ネギの白い部分は、土に埋まっている部分。
土壌の中で育つので、根野菜のようにカラダを温める作用があったり、加熱すると甘味が増す、という利点があります。

ネギの青い部分は美肌成分レチノールを含む

白ネギの青い部分は、関西圏の九条ネギや細ネギの青い部分と比べると、硬くて、内分に透明のジェル状の物質があり、食べにくいイメージがあるようですね。

しかし、この青い部分は、緑黄色野菜となり、β-カロテンが豊富です。
その含有量は、β-カロテンの基準値100g中600㎍なのに対し、同1900㎍も含むほど!
そのため抗酸化力にも優れています。

ネギ全体として、香り成分の硫化アリルやアリシンが多く含まれますが、生で食べる機会の多い、ネギの青い部分なら、殺菌作用や消臭作用が高い状態でいただけます。
大人ニキビの基となるアクネ菌や、体内に溜まった毒素排出など、デトックス作用も望めるでしょう。

そして青い部分は、白い部分にない、ビタミンCも含まれます。
β-カロテンと共に、皮膚の粘膜や細胞の健康維持に役立つでしょう。

後、ネギは美容液成分でおなじみの「レチノール」を含みますが、白い部分にはわずか1㎍なのに対し、青い部分には150㎍も含まれます!

ネギの青い部分を捨てると、美肌から遠ざかりそうな気がしてきますね。

ネギの簡単な取り入れ方

ネギは関東圏でも、青ネギの「刻みネギ」が売られています。
白い「刻みネギ」と共に、常備しておくと、味噌汁やスープ、麺類の薬味に使いやすいでしょう。

白い部分は、加熱すると甘味が出て、オリゴ糖が摂取できるので、美腸作用にもいいですね。
ぶつ切りにして、フライパンやグリルで焼くだけでも、立派な副菜の1品として味わえます。

白い部分は玉ねぎの代わりに、マリネや煮込み料理のベースに使うとレパートリーが広がるでしょう。

さいごに

春は、寒暖差が激しいですが、温かい日は、顔がベタつくので、大人でも顔表面の油分が酸化して大人ニキビができやすくなります。
新ネギの摂取を多くして、体内からも防いでおきましょう。