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猛暑後の秋~5℃以上の気温差が「秋バテ」を招く?

今日から10月、秋も本番ですね。
つい一ヶ月ほど前までは猛暑と闘っていたのに、一雨ごとに涼しくなって、5℃以上は確実に下がっていますよね。
過ごしやすくなったはずなのに、だるさ、夜の不眠、昼間の睡魔、食欲がない、と夏バテがまだ続いているような状態の方も多いでしょう。
これは今度はカラダが5℃以上の気温差についていけず、自律神経が乱れることから来ている「秋バテ」かもしれません。

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「秋バテ」とは?

秋バテは冒頭で述べたように、自律神経の乱れで、様々な不調が起こることを言います。
秋は、夏から秋への気候変化による寒暖差もありますが、1日の中で朝晩は気温が低く、昼は夏のように気温が上がる日もありますよね。
ヒトのカラダは、急激に5℃の寒暖差があると、自律神経が乱れやすくなるなります。
夏の場合は外気と冷房の効いた室内との気温差で自律神経が乱れますが、秋の場合は人工的なものではなく、自然界の気温そのものの寒暖差で温度が5℃以上1日で変わるので、参りやすいのですね。
そのため、ヒトの体内の深部体温が下がるので、内臓の機能が低下してしまい、消化不良など様々な悪影響が出てくるかもしれないのです。

自律神経とは?

自律神経は、生命を維持するために、ヒトの意思とは関係なく働く神経の事です。
その働きは、食べ物を消化したり、発汗して体温を下げたり、といったことも担っています。
自律神経には大きく2つにわかれ、交感神経と副交感神経とがあります。
交感神経は、寒さを感じると優位になる神経で、末端の血管を収縮させるなどして、体温が下がらないように働きます。
また昼間の活動時間も本来は交感神経が有意で、やる気アップや集中力などに関与してきます。

一方の副交感神経は暑さを感じると優位になる神経で、血管を拡張させ、体温を下げるよう働いてくれます。
また夜になると就寝に向けて、カラダをリラックスさせてくれる作用もあります。

この2つの神経がバランスよく働くことで健康的な生活を送れているのですね。

しかし、自律神経が乱れると、交感神経と副交感神経の活発な時間帯が逆転し、夜に交感神経が優位になって不眠になったり、昼間に副交感神経が優位になって仕事中に睡魔が襲ってきたりするのですね。
またこうしたことが度重なると、次第に健康を脅かし、様々な不調を招きます。

猛暑後の秋は自律神経が乱れやすい?

夏が猛暑だった年は、夏に冷房に頼りすぎた生活をしているので、特に自律神経が乱れたまま秋を迎えることになっているそうです。
ヒトのカラダが今のように冷暖房の完備された環境に身を置いているのは、人類の歴史上、ここ40~50年ぐらいでしょう。
そのためDNAの設計上、本来のヒトの夏の働きも、冬の働きも出番がなく、自律神経は狂いがちになってきているのです。
運動習慣がある方は、汗をかいたり身体を動かす習慣が身についているので、自律神経の鈍りは防げているようですが、そうでない方は秋バテに陥りやすい体質になっていると言えるでしょう。

さいごに

長くなるので、本日は、秋バテと自律神経の関係についてだけご紹介しましたが、明日の記事で、秋バテによる、主な症状や痛みについて、また、秋バテの対処方法などもご案内します。

運動習慣がない人は、食べ過ぎや飲みすぎなどの生活習慣も見直し、食事は腹八分目でとどめておくと、カラダが少しでも軽やかになるでしょう。