一日一食×読書でダイエット脳を育てるブログ

毎日のプチ断食習慣で、腸と脳をクリーンに!

ストレスから自分を守る行動や食生活とは?

昨日の記事で、『万病のもと!ストレスによって現れる不調や病気とは』をお届けしましたが、日々の小さなストレスがやがて大きくなり、心だけではなく、カラダにも大きな負担がかかることをお伝えしました。
本日は、ストレスから自分自身を守る行動や食生活についてご紹介します。

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その場しのぎのストレス解消は自己嫌悪・自滅に?

ストレスを感じた時に陥りやすいのが、ヤケ食いやヤケ酒、買い物などです。
その場はスッキリとして、一時的に嫌なことから逃れられ、楽しい気分になるのですが、これがクセになると、自己嫌悪に陥り、「またやってしまった」とさらにストレスを増やすことにもなりかねません。
そして、お金もかかることなので、経済面も圧迫して、今度はお金に関する悩みへと発展し、これまたストレスが増えることになるのです。

こういう状況を「その場しのぎ」の行動と言いますが、目先の楽しいことに快楽を求めてしまうと、長期的に見ると根本的な解決にはならず、さらにストレスの原因を増やすことになるので、悪循環です。
「その場しのぎ」に溺れて、身の破滅(病気や肥満、借金など)となるのは避けたいものですね。

コーピング対処法を見につけよう!

そんな中、見直されているのが、「コーピング」というストレスの対処法です。
ストレスが溜まっても、前向きに解消する方法のことで、「上手に対処する」という意味があります。
医療機関や心理療法などで使われているコーピングリストの例は以下の通り!

  • 手帖に楽しい予定を書く
  • 早起きして日の出を見る
  • 夜、星や月を見上げる
  • 旅行に行く
  • お気に入りのカフェに行く
  • 掃除をする

などです。
旅行やカフェに行くのもお金がかかるじゃない!? と思われてしまいそうですが、日帰り旅行でもいいですし、近隣の気になる観光スポットや山を散策するのもいいでしょう。
カフェに行っても、ドカ食いするのではなく、いい雰囲気の中に身を置き、ゆっくりと本や雑誌を読んだり、友人や家族と静かに語らうなどの目的で、家やオフィス以外にもお気に入りの場所があると精神が和らぐからです。

これらは例なので、ご自分で心がやすらぐ習慣をリストアップし、ストレスが溜まってきたら、これらのリストを実行してみましょう。

ポイントは、実行した後に、達成感やいい行いをした、と思えるようなことがいいでしょう。
掃除などは、ノルマにするとストレスになりますが、細分化して、「また一つ、キレイにすることができた!」と前向きな姿勢になれる典型例です。

こうしたリストが100個ぐらいあると、重篤なストレスで不調や病気に至るケースを避けられるそうです。

食生活はカラダに負担をかけるものを避ける!

ストレスが増えてくると、昨日の記事『万病のもと!ストレスによって現れる不調や病気とは』からもわかるように、消化管に負担がかかる病気も多いことがわかりますよね。
そのため胃腸を疲れさせる食べ物を避けると、消化管を守り、そして脳の神経系にも悪い影響が及ばないので、穏やかに過ごせると考えられています。
カラダに負担をかける食材は以下の通りです。

  • 白糖
    一般に「砂糖」と呼ばれるものは白く精製された白糖です。
    加工食品やパン、調味料などの製品に明記されている原材料名欄の砂糖は全て白糖です。
    いろいろな製品に含まれので、完璧に避けるのは難しいですが、家で使う調味料としての砂糖は白糖ではなく、てんさい糖やきび砂糖、ラカントなどに変えておきましょう。

  • 人口甘味料
    アステルパームなどの人口甘味料はアスパラギン酸が主原料に入っています。
    程度のアスパラギン酸は疲労回復などいい影響を与えますが、甘味料として大量に摂ると、血中濃度が高くなり、有害となります。
    そうすると脳神経に影響を与え、ストレス脳になると考えられています。
    糖質オフを謳った製品で多く使われているので、多用しないように気をつけましょう。
    ちなみにラカントやエリスリトールは、天然の果物などから抽出された糖度やエネルギー(カロリー)がほぼ含まれない成分なので、人工甘味料のような悪さはしないので、大丈夫です。

  • 小麦製品
    小麦製品は白く精製されたものも、全粒粉であっても、グルテンというタンパク質の1種が含まれているので、ストレスを感じている時は、パン類などの小麦製品は避けておきましょう。
    グルテンは、腸壁にへばりつくので、体内での食べ物の消化吸収を遅くし、老廃物を溜め込む場合があります。
    そうすると、腸内で有毒物質が発生し、脳神経に悪影響を及ぼし、ストレスを感じてしまうからです。
    米粉パンであっても、膨らませるのにグルテンを添加しているものはタブーです。ノーグルテンの米粉パンを選ぶようにしましょう。

  • うまみ調味料
    インスタント食品や加工食品、またお惣菜のもと(例:チャーハンのもと、中華料理のもと、ぎょうざのもと、マーボー豆腐のもとなど)に含まれるグルタミン酸ナトリウムも曲者です。
    グルタミン酸も、調味料などから大量に摂取すると、グルタミン酸の血中濃度が高くなり、有害となり、脳神経に影響を及ぼします。
    グルタミン酸も適量なら、健康にいい影響を与えますが、コンビニ弁当やインスタント食品、ファストフード、ファミレスの利用頻度が高い人は気を付けておきましょう。

  • 牛乳などの乳製品
    牛乳やヨーグルトは、1食で200g前後は食べる(飲む)ことでしょう。
    乳製品にはカゼインが含まれ、人間が消化吸収する際、負担をかける原因物質の1つにあがっています。
    ストレスを感じている時は、消化管も弱っている時期なので、豆乳などで代用してなるべく避けるようにしましょう。

  • トランス脂肪酸
    マーガリンやショートニングもカラダを疲れさせる食べ物です。
    コンビニでパンやお菓子を買うと、ほとんどの製品に入っています。
    また和菓子でも、どら焼きや栗まんじゅうなど、小麦を使用した製品にも使われています。
    糖質オフを謳ったパンや洋菓子類でも使われているので、ストレスを感じやすい人は、こうした細かな点からも、カラダに負担を避ける食材は避けるようにしましょう。

さいごに

忙しい現代、食生活を自炊にすることは難しいですし、自炊したとしても、その調味料に有害物質が入っているかもしれません。
便利さと引き換えに、食品には様々な化学物質が含まれるようになりました。
筆者は個人的に、ストレスは環境だけではなく、日々の食生活で、知らずに食べている有害物質もストレスの原因になっていると考えています。
完璧に避けるのは難しいと思いますし、知ったうえで食べると、調整もできますよね。
知らずに食べ続けるのが一番怖いことだと思うので、上記リストを参考に、ストレス緩和につながれば嬉しく思います。