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アメリカ製サプリメントに違法薬物が添加?米・研究

日頃の食事内容が偏っていることを気にして、日本でもサプリメントを利用している人が増えましたね。
ドラックストアやコンビニでも気軽に買えるので何か1種類ぐらいは試したことはあるでしょう。
そんなサプリメントから、違法薬物が検出された!? というアメリカからの研究報告!
詳細を見てみましょう。

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アメリカ製サプリメントから違法薬物が検出?

サプリメントは特定の栄養成分が過剰摂取できてしまったり、逆に製品が謳うほどの含量の効果が期待できなかったりと、問題点も多く浮上していますね。
また、アメリカでは、米国食品医薬品管理局(FDA)がアメリカ国内で販売されているサプリメントのデータを解析した結果、違法薬物が検出された!? との研究報告も出ています。
アメリカ製のサプリメントは、日本でも買えるので気をつけたいですね。

データ解析の詳細内容とは?

前述のFDAと、カリフォルニア州農業食糧省などの共同研究によると、2007年から2016年に販売されていた栄養サプリメントを解析した結果、なんと776件もの製品から違法薬物が添加されていることが明らかになりました。

検査では、製品名、製造企業、汚染の種類などが解析され、検出された違法薬物の大部分が、性機能促進、減量、筋肉増強に関するものだったそうです。
※参考:『JAMAネットワークオープン』2018年10月

気付かずに違法薬物を摂取している可能性も?

違法薬物はスポーツ選手の体内から検出されて、出場停止処分が出たりとニュースでもよく報道されていますね。
近年では女子テニスのシャラポワ選手が記憶に新しいですね。
彼女のインタビューでもわかるように、本人は違法薬物が添加されているとは知らずに服用してしまうケースが後を絶たないのは、こうしたサプリメントのメーカー側の責任だと言えるでしょう。

有名スポーツ選手の場合、検査があるのでわかりますが、一般国民ではほとんど気づけないので、FDAは以前から、サプリメントには違法薬物が添加されている可能性がある旨、注意喚起を促していました。
今回の研究で、ハッキリと違法薬物が添加されていることが証明されたので、今後、さらにサプリメント製造の基準が厳しくなるでしょう。

今回の研究では、アメリカ国内の全製品を検査したわけではないので、その数は発表された製品よりも、さらに大多数にのぼると推測されています。

さいごに

サプリメントに関しては、賛否両論がありますが、「健康に良かれ」と思って、製品を吟味して購入しているのに、健康被害だけではなく、違法薬物が検出されてしまうと、犯罪者扱いになる可能性もあるので、怖いですね。
日本の国産サプリメントでは、検出されていない(?)ようですが、海外製品を利用している人は、値段や効能に左右されず、できれば医療機関などで相談のもと、利用してみましょう。
そしてサプリメントの位置づけは「栄養補助食品」です。
基本は、食生活なので、サプリメントに頼らない栄養補給を心がけたいですね。