日本始め、世界各国で「運動不足」が深刻化していますね。
そんな中、アメリカの保健福祉省がガイドラインを新しく発表し、週合計150分程度の早歩きで運動不足が解消されるそうです。
詳細を見てみましょう。
定期的な運動はやはり健康度UP!
アメリカの保健福祉省は、様々なエビデンスを基に、新たな運動ガイドラインを発表しました。
その結果、定期的な運動を取り入れる習慣は、年齢や性別、体格に関係なく、健康に有効で、カラダの持久力や筋力UPにつながることが確認されました。
また、運動によるカラダへの良い影響は、すぐに得ることができるので、1回でも多くの”早歩き”や”軽いジョギング”は取り入れるべきだ、とされています。
こうした中等度の運動を取り入れるだけでも、不眠症を防ぎ、言い知れぬ不安感を和らげたり、認知機能の改善、血圧の正常化などに貢献するとのこと。
座る時間を減らして少しでもカラダを動かすこと!
また、世界的に座位時間の長さによる健康被害が多発しているので、特に成人は、座る時間を少しでも減らして、カラダを動かす機会を増やすことが大切だと指摘さています。
ちょっとした運動や「運動」とは呼べないような動きでも、何もせずに座っているよりはマシとのこと。
充分に健康度UPしたいなら週に150分以上歩こう!
そして十分に健康度を保ちたいのなら、有酸素運動(ウォーキングなど)を週に150~300分、強度の有酸素運動(早歩きや軽いジョギングなど)なら週75~150分程度取り入れるのがベストということです。
これに加えて、腹筋や背筋、スクワットなど、筋肉を鍛える運動を週に2日以上取り入れると、さらに健康度が上がり、精神状態も落ち着き、病気と縁遠くなるでしょう。
※参考:『JAMA』2018年11月
さいごに
当たり前のことのようにも思えますが、なかなか実現ないから、年々、不眠や不安症などの精神的ダメージや、生活習慣病が増えていくのでしょう。
お昼休憩は必ず外に出るなど、少しずつ、カラダを動かす習慣を作ってみましょう。