今週のお題「秋の空気」
西武池袋で開催されている『京都名匠会』で秋の味覚や和菓子散策を堪能してきました。
デパートで開催される京都フェアは、和菓子好きにはたまらないですね。
上賀茂名物の「やきもち」
薄いおもちの中につぶあんがギッシリと入った銘品です。
こんがり焼けたおもちの”おこげ”が、この菓子のアクセントとなっていました。
祇園にある「京きなな」さんの黒豆ときな粉の和風パウンドケーキです。
黒豆がゴロゴロと入っている上、生地はきな粉の上品な風味が漂っていて、忘れられない味となりました。
こちらは宝暦五年(1708年)創業の300年以上続く「俵屋吉富」さんの栗三笠です。
袋から出すと、三笠の生地に、かわいいかぼちゃの焼き印が押してありました。
伝統の三笠焼きに、秋限定で栗を入れたものです。
”三笠”とは、関東でいう”どら焼き”と似た和菓子です。
京だんごで有名な「藤奈美」さんの「ほろり」という銘菓。
お団子は長蛇の列でしたので、抹茶寒天と餡だけで楽しむ銘菓に。
最後は、京都のレトロなコーヒーショップ「イノダコーヒー」さんの名物、アップルパイ。
パイの皮が薄く、酸味と甘味が絶妙なバランスのりんごがたっぷりと入っていました。
和菓子を中心にご紹介しましたが、お蕎麦や鱧寿司、生湯葉など、見所がいっぱいです。
