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カフェイン摂取で運動能力がUP?コーヒーはスポーツ前に!イギリス・研究

今週のお題「2020年の抱負」

毎年お正月になると、「毎日運動を取り入れる」「今年こそダイエットを頑張る」と初詣で祈願する人が多いようですね。
筆者は「毎日1万歩く!」を、今年の抱負にしています。
本日は、そんな"運動"にちなんだ論説をご紹介します。

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コーヒーなどのカフェイン飲料は、健康に良いのか?

コーヒーが健康に良いのか? 悪いのか?
スポーツ前にカフェイン摂取がいいのか? 悪いのか?
様々な論説が出ていますが、イギリスの最新栄養研究によると、カフェイン入りのコーヒーを運動前に飲むと、スポーツパフォーマンスが向上するそうです!
コーヒーもカフェイン飲料も、飲みすぎると身体に害を及ぼしますが、適量摂取や、目的をもって飲むと、健康に良いようですね。
詳細を見てみましょう。

カフェイン入りコーヒーはスポーツパフォーマンスを向上

イギリスのコベントリー大学の研究により、冒頭のような結果がわかってきました。
研究では、男女19名ずつの計38名を対象に、カフェイン入りのコーヒーを飲んでもらい、その後、自転車漕ぎのタイムを測ると、有意にタイムが伸びたそうです!

詳細を調査すると、男女ともに、スポーツ前にコーヒーを飲んでいたので、カフェインの影響で好タイムにつながりましたが、スポーツ後に飲んでもカフェインの効果は期待できないようです。

スポーツ前のカフェイン、詳細調査の内容は?

この研究の対象者は、競技開始前12時間はコーヒーの摂取を禁じられていました。
実際の競技で対象者は2つグループに分けられ、5kmの自転車競技に臨みました。

  • 【A】体重1kgあたり3mgのカフェインを含むコーヒー
  • 【B】プラセボ(水)、または何もなし(対照)

【A】のコーヒーを摂取したグループの男女は、【B】のプラセボ群に比べて、男性は9秒、女性は6秒と、それぞれタイムを縮めることができました。
【B】の水を飲んだ人たちと、何も飲まなかった人たちとの間には、その違いは観察されませんでした。

研究者たちは、

男女とも、同じようにコーヒーに反応を示し、コーヒー摂取が運動能力のパフォーマンス改善になることがわかった。運動前のカフェイン摂取が、スポーツに良い影響を与えることを示す、有意義な実験結果になった。

と述べています。※参考:『栄養素』

さいごに

カフェインはコーヒーだけではなく、緑茶や紅茶、エナジードリンクにも含まれています。
カフェインは、スポーツ前の1杯のコーヒー(緑茶・紅茶)なら体にいい影響を与えることでしょう。
しかし、エナジードリンクの飲みすぎは、"カフェイン過多"で、日本でも厚生労働省から注意喚起が促されているので、くれぐれも取り扱いに注意してください。
コーヒーも1日3杯程度に、とどめておきましょう。