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糖質オフや低脂肪ダイエットは「食事の質」の問題か?ハーバード・研究

現在のダイエットの王道は「糖質オフ」。
しかし、昔の「低脂肪」ダイエットの考え方も根強いですよね。
どちらのダイエットも、効果の「ある」「なし」の論評が今も繰り広げられていますが、最新の研究では、食事の「質」の問題のようです。
詳細を見てみましょう。

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「糖質オフ」「低脂肪ダイエット」は食事の「質」の問題か?

アメリカのハーバード大学の研究によると、「高品質」な低炭水化物ダイエット(糖質オフ)と低脂肪ダイエットは、総死亡率を低下させるかもしれない、と発表しました。

これまでの研究では、二十歳以上のアメリカ国民約37,000人を対象とし、低炭水化物ダイエットと低脂肪ダイエットは、総死亡率には直接関与しない、というデータが明らかになっていました。
しかし、「不健康な」炭水化物ダイエットと低脂肪ダイエットは、より高い総死亡率と関連していることもわかっていたのです。

しかし、調査を進めてみると、「健康的」な低脂肪ダイエットはと「健康的」な低脂肪ダイエットは、より"低い"総死亡率と関連していることも明らかになってきたのです。

「健康的」な低脂肪ダイエットと低脂肪ダイエットとは?

この研究では、同じダイエットでも、食事の質が「健康的」か「不健康」かで大きく、内容が違ってくるということです。

ここでいう「健康的」な低炭水化物ダイエットとは、ジャンクフードなど"質の低い炭水化物"を減らし、植物性タンパク質と不飽和脂肪酸を多く摂るダイエットを指します。

また「健康的」な低脂肪ダイエットとは、お肉や乳製品などの飽和脂肪酸を減らし、高品質の炭水化物(雑穀や全粒粉穀物など)と植物性たんぱく質を多く摂るダイエットを指します。

この結果により、研究者たちは、低炭水化物ダイエットや低脂肪ダイエットを行うにあたり、三大栄養素をどんな食品から摂るのか「食の質」に起源により、未来の死亡リスクが変わってくる、と述べています。
※参考:『JAMA内科学』

さいごに

どちらのダイエットを選ぶにも、やはりインスタント食品やお菓子、ジャンクフードを食べていてはいけない、ということですね。

糖質オフも低脂肪ダイエットも、本来は治療食です。
長期にわたる実行は、栄養が偏り、万病のもととなるので、期間を決めて行うようにしましょう。