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メガネもコロナ感染予防に? 中国・研究

コロナ禍でマスク着用が、もはや一般常識となりましたね。
中国、湖北省の統計調査によると、メガネ着用者も、コロナの感染リスクが低いことがわかってきました。
詳細を見てみましょう。

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メガネもコロナ感染予防に?

中国、湖北省、南昌第二病院などの共同調査によると、メガネ着用もコロナの感染予防になるとのこと!
メガネを着用すると、無意識に眼を触る機会がなくなり、手から眼への感染経路が断たれます。
その要因が大きいのではないか? とういうことです。
コロナウイルスは主に飛沫と接触を介して感染することが明らかになっていますが、眼も重要な感染経路の一つだと考えられています。

中国の「近視」人口は約8割

中国での「近視」者は人口の約8割以上と言われており、メガネの着用は、全ての年齢層においても一般的になっているそうです。
それにも関わらず、コロナに感染して入院すると、患者はメガネをはずしている人がほとんどであったため、研究者たちは、メガネ着用とコロナ感染の関連について調べることにしたのだそう!

コロナ感染時にメガネを着用する人はわずか?

この研究では、コロナ治療の指定病院である湖北省の病院に2020年1月27日から3月13日まで入院した、全てのコロナ感染者を対象としました。対象者は276人とのこと。
このうち、メガネを毎日8時間以上着用していた人たちを「メガネ着用者」として、調査を開始。

そのうち、男性は約56%を占め、平均年齢は51歳、メガネ着用者は5.8%で皆「近視」者でした。
コンタクト着用者はいなかったということです。

人は1時間に約10回、眼を触る?

先行研究によると、普通の人は(メガネを必要としない人)1時間に約10回、無意識に眼を触るという統計が出ていました。
眼の表面には、新型コロナウイルスが上皮細胞に侵入する際に結合する分子が豊富に存在するため、手で眼の周りを触るのはご法度!

眼に侵入したウイルスは、鼻へ通じる涙の通り道「涙道」を通るため、鼻や鼻咽頭の粘膜に運ばれ、呼吸器感染を引き起こすことも明らかになっています。
実際、コロナ患者の約1~12%は、眼の症状があることもわかっているのです。

コロナ予防は眼を保護することも大切

こうしたことから、眼がコロナの重要な感染経路である可能性が改めて示唆されたのです。
感染予防のためにマスク着用やソーシャルディスタンスに気を付けている人は、多くなりましたが、今後の対策として、メガネ着用もエチケットになってくるかもしれません。

頻繁に手洗いを行い、眼を触らないようにする、といった対策も行えば、コロナ感染拡大を防ぐ一つの要因となるそうです。
※参考:『JAMA眼科』

さいごに

確かにメガネを着用していると、眼を触らないですね。
近視ではなくても、パソコンメガネやおしゃれメガネも出回っているので、眼も保護しておきたいですね。
自分では眼を触るクセはない! と思っていても、前髪が眼にかかったり、汗をぬぐったり、頬杖をついたりと、眼の近くを手で触る可能性は、意外と高いのかもしれません!