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筋肉の保持にビタミンC摂取が有効? イギリス・研究

加齢と共に、筋力が落ちていきますね。
高齢期に入ると、フレイルという筋力低下が原因となる疾患リスクも高くなります。
筋力を上げるには、ビタミンCの摂取が重要なようです。
イギリスの最新研究を見てみましょう。

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筋力UPにビタミンCが必須!

イギリスのイースト・アングリア大学などの共同研究により、食事からのビタミンC摂取量が、骨格筋の量と関連することがわかってきました。
骨格筋とは、骨を動かす筋肉のことで、腕や太ももなどの主だった筋肉のことを言います。
残念ながら、骨格筋は加齢と共に減っていく運命にある、と思われていました。
しかし、ビタミンCの摂取量で、その運命は変わるようです!?

血中ビタミンC濃度が高いほど、骨格筋を保持できる?

研究では、42~82歳の男女、約13,000人を対象に、一週間、食事と飲み物を記録してもらいました。
その後、ビタミンC摂取量の平均を計測したところ、男性で89.8mg/日、女性93.7mg/日となりました。

血中ビタミンC濃度を計測すると、平均で男性56.9μmol/L、女性68.9μmol/Lでした。

この結果により、男女ともにビタミンC摂取量が多く、血中ビタミンC濃度が高い人ほど、骨格筋量が多いことがわかりました。

ビタミンCは骨格筋を構成する物質にも重要!

研究者たちは、

骨格筋を構成するのに必要な脂肪酸の代謝に関わる「カルニチン」や、皮膚や腱を構成するコラーゲンの合成にも、ビタミンCは重要な栄養素です。
加齢による筋肉量の低下を防ぐためにも、ビタミンCの摂取は、大変重要なことだ。

と述べています。
※参考:J Nutr,; nxaa221, 2020

さいごに

ビタミンCはタンパク質と一緒に摂ると、コラーゲン生成に貢献することでも有名ですね。
筋肉組成にもコラーゲンは重要です。
筋肉は腕や脚だけでなく、顔や目にも存在するので、ビタミンC量をUPして、身体のケアをしておきたいですね。