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葉野菜を毎日一皿食べると心臓病予防に? オーストラリア・研究

野菜好きの人に朗報!
葉野菜を毎日一皿食べるだけで、心臓病のリスクが大幅に減ることがわかってきました。
オーストラリアの最新研究の詳細を見てみましょう。

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葉野菜の硝酸塩がカギ?

葉野菜には硝酸塩(しょうさんえん)が豊富に含まれています。
硝酸塩は、野菜の毒素の一つとして知られる「蓚酸(しゅうさん)」とはまた別物になります。
オーストラリアのエディスコーワン大学の研究によると、この硝酸塩が豊富な野菜を生の状態で毎日一皿食べるだけで、心臓病のリスクを大幅に減らすことができるのだそう!?

23年にわたりデンマークの食事を解析

研究チームは、デンマークの健康調査結果をデータをもとに、人々の「食事」「がん」「健康状態」を分析しました。
このデータはデンマーク在住の約5万人の23年間の追跡調査結果が含まれていました。
23年間の追跡期間中に、約14,000名の心血管疾患の発症が確認されています。

心臓病と葉野菜摂取の関連とは?

そして、食事調査の結果、野菜からの硝酸塩の摂取量が最も多かった人たちは(1日平均141mg)、全体の1/5を占めており、最も野菜の摂取量が低かった人たちと比べて、『収縮期血圧が平均2.5mmHg低く、心臓病リスクが12~26%低いことが判明したのです。

硝酸塩が豊富な野菜を食べよう!

この結果をふまえ、研究者たちは、

硝酸塩が豊富な生野菜を毎日一皿食べるだけで心血管疾患リスクを大幅に減らすことができました。
温野菜の場合は加熱調理の際に、分量が減るので半皿でOKです。
ほうれん草やレタス、キャベツといったサラダでおなじみの野菜を摂るのが望ましいでしょう。
ただし、スムージーなどに葉野菜を入れると撹拌の際に、果肉と繊維が除去されてしまい、その時に硝酸塩が消えてしまうので、望ましくありません。

と述べています。
※参考:『欧州疫学雑誌』

さいごに

サラダを毎日食べる習慣を持つのが、一番理想的と言えそうですね。
和食なら、加熱調理した野菜の小鉢を一皿、増やしてみましょう。
ほうれん草や小松菜の胡麻和えなどです。
日本での野菜の摂取量は1日350gですが、結構大変ですよね……
しかし、1日一皿なら実現しやすいのではないでしょうか?