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新しいブルーの食品着色料は赤キャベツのアントシアン!アメリカ・研究

日本では「紫キャベツ」としてお馴染みのキャベツが、ブルーの食品着色料として採用されることになったそうです。
欧米では「赤キャベツ」と呼ばれており、この赤のような紫のような色素成分は「アントシアニン」が由来しています。
このキャツが抽出されるアントシアニンが、ブルーの食品着色料となるようですね。
詳細を見てみましょう。

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ナチュラルブルーの食品着色料は赤キャベツ由来!

アメリカのカリフォルニア大学デイビス校の研究によると、ナチュラルブルーの新しい自然由来の食品着色料に、赤キャベツが採用される事実がわかってきました。
このキャベツから得られる新しい『シアンブルー』は、これまで広く使用されていた化学由来の合成着色料の代替品になるようで、早速、注目を集めています。
化学由来の合成着色料は、体内に蓄積されると、様々な病気の元凶にもなるので、自然由来だと嬉しいですね。

赤キャベツ由来のアントシアニン

赤キャベツの抽出物に含まれるアントシアニンには、赤と紫の天然食品着色料のもとになっています。
しかし、「青色」のアントシアニンを分離させるのは、非常に難しく、世界中の研究者たちがトライしていましたが、極々僅かしか抽出できていませんでした。

何百万回もの実験から生まれた「青色」アントシアニン

今回の研究では、キャベツの他のアントシアニンを青色の色素に変換する方法などが試されていました。
研究グループでは、何百万回もの事件を繰り返し、あらゆる可能性を分析して、ある酵素に着目!
誇大な数のタンパク質配列を検討して、高効率で「青色」色素に変換できる酵素が設計されました。

新たに設計された酵素は、赤キャベツの抽出物のアントシアニンを、新しい青色色素に変換することが可能となりました。
これは、自然の酵素反応を試みたものなので、化学合成ではないということです!
※参考:『サイエンスアドバンス』

さいごに

野菜由来の着色料が増えていくと、健康食品の幅が広がりそうですね。
一般化するには、まだ時間がかかりそうですが、数年後には日本にも上陸することでしょう。